メイクレッスンにいらっしゃるお客様や、読者様からのお悩みメールで時々あるのが、「唇の色についてのお悩み」です。

もとの唇の色に悩みがある方は必見！

・青みが強くて、不健康そうに見える
・色味が無くて、これまた不健康そうに見える
・逆に赤みが強くて、常に赤リップを塗っているように見える

上記のようなお悩みを持っている方は、少なくありません。

地の色をカバーするために、コンシーラーで色味を消してから口紅を塗るのも１つの方法ですが、時間が経った時に、よれてしまって、あまり美しい状態をキープしにくいという難点もあります。

そこで、上記のようなお悩みを持っている方それぞれが、どのような色の口紅を使うといいのか。

ご説明していきたいと思います。

青みが強くて、不健康そうに見える場合

・オレンジ系リップ
・ゴールド系グロス

です。

ピンク系やローズ系などを使うと、唇の青みを強調させてしまうことがあります（発色の強いタイプの口紅なら大丈夫です）。

色味が無くて、これまた不健康そうに見える場合

不健康そうに見えないように、やや赤みの入った色味を使うようにしましょう。

また、薄く伸ばすよりも、やや厚みを持たせて「質感アップ」を図った方が、このようなタイプの方は、よりお顔に覇気がでてきます。

ツヤを持たせるのも効果的です。

赤みが強くて、常に赤リップを塗っているように見える場合

・黄味の強いリップカラー

が、オススメです。

プロ用アイテムだと「本当に黄色の口紅」があったりするのですが、なかなか一般では入手しにくいカラーですよね。

なるべく黄色に近いベージュやオレンジを選んだり、ゴールド系のグロスを選ぶようにしましょう。

透明グロスに、ゴールド系のアイシャドウを砕いて混ぜて使うのもアリです。

ぜひ、お試しください。

唇の色味ひとつで、お顔全体の雰囲気は大きく変わります。

元の唇の色を上手にコントロールできたら、メイクの幅が広がりますね！



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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。