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今年の秋冬のトレンドメイク、キーワードを探ってみると、「ふんわり・やわらか・ウブな感じ」というのが挙がってきます。
心の「ゆとり」といいますか、柔らかさといいますか、コロナ禍も過ぎて、なんとなくそういった感じのものが私たちの生活に戻ってきたのでしょうか。
いや、とは言っても、現実は値上がりに次ぐ値上がりだったりと、そんな「ゆとり」を持った生活なんて…と思う方も多いかもしれません。
しかし、「トレンドは世界状況と相反するところに生まれる」とも言いますから、もしかしたら、今季のメイクトレンドは、そんな「ゆとり」を求めていることの現れなのかもしれませんね。
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大人世代は「ふんわり・やわらか・ウブ」に「品」をプラス
前置きが長くなりましたが、この「ふんわり・やわらか・ウブな感じ」というトレンドは、「なんとまぁ大人世代にはハードルの高いトレンドだこと…」という感じなのです。
加齢による悩みがない若い世代にとっては、ふんわりメイク、やわらかメイク、ウブな感じというのは、そういうメイクをすればスッと馴染んでいくのですが、
大人世代になると、「ふんわり・やわらか・ウブ」というのが、「ぼやけ・ダルみ・知性のなさ」に変換されかねません。
そこで大事になってくるのが、「品」なのです。
大人世代が、ふんわりと柔らかで、どこか少女らしい雰囲気を取り入れる場合、そこに必ず「品」を添えなければなりません。
言い換えれば、質の良さ、上質なイメージ、とでもいいましょうか。
ぼんやりとした老け顔になってしまわないよう、押さえるところは押さえる!そんな大人の「トレンド品メイク」にトライしていきましょう。
今回は、「品」を取り入れるために大事なセクションである、ベースメイク・アイブロウメイク・リップメイクにフィーチャーして説明していきます。
大人のトレンド品メイク!ポイント①ベースメイク
ふんわり、やわらか、素肌っぽい、透明感というキーワードに惑わされるべからず。
これは、ファンデーションを薄く塗ろう!ということでは無いのです。
厚ぼったさや重たさを感じさせてはいけませんが、ベースメイクを薄くして、隠したいシミやそばかすが丸見えになってしまっては、元も子もありません。
もちろん、100%隠す必要はありません。
ほんのり透けるそばかすや、頬の赤味なんかは、逆に軽やかさを演出してくれることもあります。
しかし、加齢によって出現してきたシミや肌のくすみ、クマに関しては、やはりベースメイクできちんとカバーしたいところです。
「薄付きの方がいいのよね…」と思い込んで、隠したいものをカバーせずにいるよりも、隠したいものはちゃんとカバーしてしまった方が、上質な品のあるメイクに近づいていきます。
劣等感や罪悪感を抱かずに、きちんとカバー力のあるファンデーションやコンシーラーを選ぶようにしていきましょう。
大人のトレンド品メイク!ポイント②アイブロウメイク
これは、今回の秋冬トレンドの「肝」と言っても過言ではないでしょう。
まずは、眉メイク、手抜きしないこと!これが大前提になります。
3年前くらいからこの流れは変わりませんが、毛がちゃんと生えている感、毛並み感というのがやはりとっても大事で、今は特に、そのあたりに気を使うべきです。
年齢を重ねてくると、額の筋肉が発達して、どんどん釣り上がったような眉の形に変化してくることが多くなります。
それに加えて、10年以上も前の眉の描き方を続けていると、なんともキツそうな、老け顔に見えてしまうので要注意です。
眉山がつり上がってきている方は、眉山の上を描かないように、眉山の下をしっかり足して、なるべくなだらかに、優しい形になるように意識してください。
これ、すごく大事です。
毛のないところに形を描きたす場合、ペンシルだけだと、毛が生えている部分との質感の差が出てしまうことがあります。
そんな時は、ペンシルで描いた上に、パウダーを乗せるようにしましょう。
パウダーを乗せることでボリューム感も足され、ふっくら感、ふんわり感も出てきます。
大人のトレンド品メイク!ポイント③リップメイク
そして、大事な大事なリップメイクです。
これもアイブロウメイクと同様、まずは手抜きしないこと、ちゃんと塗ること。
マスクをしないで過ごす日が増え、ようやくリップやチークをちゃんと塗る習慣が復活してきた頃ではないでしょうか。
秋冬は特に、色味がある(ベージュなどの肌に溶け込む色じゃないもの)リップが映えるので、赤系、赤茶系、オレンジブラウン系など、リップがメイクのポイントになってくれるような、そういった色味を楽しんでいきましょう。
私、寺長根自身の最近のリップメイク方法は、以下のような手順です。
1.リップクリームをたっぷり塗る。
2.それを一度綿棒で拭う。
※拭うことで、唇についていたファンデーションを取る効果があります。拭ったとしてもリップクリームの保湿はほどよく残ります。
3.口紅をリップブラシで塗る。
※最近は、赤・オレンジ・ブラウン・ブラックをその日の気分で混ぜて塗ることが多いです。唇の中心に色を置いたら、それを輪郭に広げるようにして塗っていきます。
4.再度、綿棒を使い、口紅の輪郭をぼかしていく。
こうすることで、濃い色やダーク目の色でも、シャープになることなく、ふんわりとした柔らかい印象の仕上がりになります。
いかがでしたでしょうか。
今日はポイントをピックアップしてお届けしましたが、トレンドを大人世代が上手に取り入れることで、若い世代にはない上質な品を添えつつ、かつ時代遅れにならない、そんなメイクに仕上げることができます。
ぜひ、トレンドから目を背けず、楽しみながらトライしてみてくださいね!
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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