今日で、今年の配信はラストです。
2014年、私にとって公私ともに大きな動きのあった一年でしたが、いつも見守ってくださり、応援してくださる皆様のおかげで、こうしてまた、新しい一年を迎えることができます。
皆さん、本当にありがとうございます。
2015年も、さらなる精進をしてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
さて、今日の本題に入ります。
今日は、読者さまからいただいたご質問を取り上げていきます。
頂いたご質問は、こちら。
＊＊＊
この夏、体調を壊して食欲が落ちてしまい、体重も落ちて体の肉も結構落ちてしまったんです。
お腹の肉が落ちるだけならいいんですけど、頬がこけてしまって、これがなかなか戻らないんです！
メイクでカバーできないかなと思って、色々調べてチャレンジしてみたのですが、ハイライトを頬下のこけているところへ入れると、少しコケの暗い部分をカバーできたかなぁ、というぐらいなんです。
チークが好きでよく使ってたのですが、赤系チークを使うと、頬コケが目立ちませんか？そしてファンデも粉、チークもハイライトも粉だと、パサパサになっているような気が。
メイクは嫌いじゃないんですが、あんまり塗りすぎるのはイヤなんです。
どこに何を塗ればベストなのでしょう？ぜひぜひ教えて下さると嬉しいです！
＊＊＊
それでは、お答えしていきます。
＊＊＊
＞この夏、体調を壊して食欲が落ちてしまい、＞体重も落ちて体の肉も結構落ちてしまったんです。
体調を崩してしまったり、疲れが溜まったりすると、どうしても顔に出てくるようになってしまいますよね。
年齢を重ねると、なかなかそれが戻りにくくなったりして、体調は戻ったのに、なんだか顔は疲れたまま・・・
そんな風に悩んでいる方は、少なくないと思います。
私自身も、ホルモンバランスの影響などで、周期的に顔が疲れたように見えること、あります。
メイクでどうにかしたい。その気持ち、とっても分かります。
＞メイクでカバーできないかなと思って、＞色々調べてチャレンジしてみたのですが、＞ハイライトを頬下のこけているところへ入れると、＞少しコケの暗い部分をカバーできたかなぁ、＞というぐらいなんです。
ハイライトを上手に使って、頬の痩せ具合を目立たなくするというテクニックは、実は上級者テクニックです。
ちょうどよい量で入れなければ、なんだか肌色がおかしくなってしまったり、逆に悪目立ちしてしまうことも。
そして、ご質問者さまがおっしゃる通り、
＞そしてファンデも粉、チークもハイライトも粉だと、＞パサパサになっているような気が。
そうなんです。粉分を付けすぎて、肌がパサパサの状態になってしまうという失敗は、ありがちなパターンです。
そこで、オススメな方法をお伝えします。
まず、パウダーファンデーションではなく、ぜひリキッドファンデーションを使用して頂きたいと思います。
これはなぜかというと、顔の部位によって、ファンデの厚みを変えることが大事なのですが、パウダーファンデだと、その厚み調節がうまくいかないことが多いのです。
痩せている頬の部分にファンデを厚く塗りたいのですが、パウダーファンデでそれをすると、前述の通り、パサパサとした乾燥状態になる危険性が。
ですので、リキッドファンデがオススメです。
実は、顔全体にファンデーションを厚塗りすると、顔が大きく見えてしまうという現象が起こります。
それは、ファンデを厚く塗った部分は、ボリューム感が増して、ふっくらと皮下脂肪が付いて見えるからなのです。
ですので、顔全体に厚塗りをするのは良くないのですが、この現象をうまく利用すれば、頬の部分だけ厚みを出せば、頬の痩せ具合が目立たなくなるという効果を得られるのです。
まず最初は、顔全体にリキッドファンデを薄く伸ばし、それから、頬の部分だけ厚みが出るように、塗り重ねてください。
そうするだけで、頬の質感がぐんとふっくらします。
そして次に、最も大事なのがチークの色。
＞チークが好きでよく使ってたのですが、＞赤系チークを使うと、頬コケが目立ちませんか？
これは、実はその通りなのです。
赤系チークとひとまとめで言うと、想像しにくいかもしれませんが、色が鮮やかで、彩度の高いチークは、膨張性に欠けるため、「頬をふっくら見せる」という効果は低いです。
それよりも、もっと頬をふっくら見せてくれるチークの色というのは、明度が高い色です。
明度が高い色というのは、わかりやすく言うと、「絵の具で例えると、白の絵の具がたくさん混ざった色」です。
つまり、パステルカラーに近い色です。
白っぽいミルキーピンク。白っぽいミルキーオレンジ。
このような明度の高い色を選んで使うようにすれば、頬のふっくら感が復活します。
やや広めに塗るように、意識してみてくださいね。
ぜひ、お試しください＾＾
皆さん。良いお年を。。。
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