なかなか使えずにいるとか、
友人からの海外土産でもらった口紅が派手すぎて、
ずっと使えずにいるとか、
多くの方が「濃くて使えないでいる口紅」を、
引き出しの奥に眠らせていたりします。
濃い色の口紅を、
かっこよくこなせたらいいなと思ったとしても、
お仕事によっては
なかなかデイリーに使えないという方も多いと思います。
そんな方のために、濃い口紅をデイリーに使いこなすための、
ちょっとした裏技をいくつかご紹介していきます。
まずは、透明グロスを多めに混ぜてから塗る方法。
これは「絵の具を水で薄めて使う」のと同じ要領です。
「赤」の絵の具に「白」を足せば、
「ピンク」に変化しますね。でも質感はそのままです。
しかし、「赤」の絵の具に「水」を足せば、
「赤」という色味はそのままで、透明感が出ます。
透明感が出るということは、
もともとも唇の地の色を生かすということになるので、
赤という色も、自然に馴染みやすくなるのです。
透明グロス：濃い口紅＝９：１ くらいの割合で混ぜて、
使ってみてくださいね。
「透明感があるけど色味しっかり」は、
今のトレンドでもあるので、オススメです。
そして、濃い赤を、一気にナチュラルカラーに変えるもの、
それは「黄味」です。
赤の絵の具に、黄色の絵の具を混ぜると、
オレンジ色になりますよね。
それと同じ現象で、赤い口紅に「黄味」を足すと、
一気に肌馴染みの良い色へ変化します。
黄色の口紅を持っている方は少ないと思うので、
便利なのはゴールド系のグロスです。
あらかじめ混ぜても良いですし、
上から重ねてもOKです。
ちなみに、赤みをカバーするという点では、
もともと唇の皮膚の色が赤くて気になるという方にも、
ゴールドグロスはお勧めのアイテムです。
ゴールドグロスが見つからないという方は、
透明グロスにゴールドのアイシャドウを砕いて混ぜてみましょう。
簡単に自作ゴールドグロスを作ることができます。
視点を変えて、クリームチークとして使うのもアリです。
グロスタイプのものは難しいのですが、
ある程度、硬さのある口紅だと
（スティックタイプのマットな質感のものなど。）
クリームチークとして使うことができます。
リキッドファンデーションをお使いの方は、
下地 → リキッドファンデ → 口紅でチーク →フェイスパウダー
という手順。
パウダーファンデをお使いの方は、
下地 → 口紅でチーク → パウダーファンデ
という手順。
指の腹に取って、ポンポンと馴染ませるように、
頬に乗せてみましょう。
いつもとはまた違った色味のチークを楽しめますし、
パウダーチークとは違うツヤ感を楽しめたりします。
チークの上から、フェイスパウダーやパウダーファンデを重ねると
最終的に、ややチークの色味が薄くなって仕上がりますので、
チークを塗った段階では「ちょっと濃いかな？」と思うくらいで、
ちょうど良い仕上がりになります。
いかがでしょうか。
持っているけど使えないでいるコスメ達。
きっと多くの方が引き出しの中に眠らせていると思います。
ぜひ今一度見直してみて、使えるものは使ってみましょうね。
しかし、使う前に一度、匂いをチェックしてみてくださいね。
変な匂いや、油臭い感じがしたら、
もうそれは使用期限が切れているのと同じです。
そういったものは、思い切って処分する！
いつか使えるかな・・・と思って
引き出しにしまわないようにしましょう。
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