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いつものファンデーションが白浮きしてしまう原因

※最終更新日:2023.2.7
「あれ?なんか間違えたっけ・・・」

と思ってファンデの色番を確認するけど、いつもと同じ。間違っていない。

なのに、なんだかいつもより白浮きしていたり、逆にくすんで見えたり・・・。

その原因として考えられるのは、やはり地肌そのもののくすみや黒ずみ、日焼けなども大きいです。しかし、意外な盲点として「お肌の乾燥」も原因の1つだったりします。

ですので、乾燥が強くなるまさに今時期は、よく起こりやすい現象なのです。


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しっとりしたお肌だと白浮きせず、乾燥してカサカサしているお肌は白浮きするカラクリ


乾燥具合によって、ファンデの色味が変わって見えてしまう現象は、「光の乱反射」が原因です。

この光の乱反射という現象、別のものに例えると理解しやすいと思います。

例えば「土」。

水をずっと与えずに乾燥しきった土の表面と、水をあげたばかりの湿った土の表面を想像してみて下さい。

多くの方が想像したのはきっと、乾燥した土は表面が白っぽく、潤った土の表面は黒々としている状態だと思います。

そして、「黒い綿素材の布」。

そのままの状態の黒い綿素材の布に、水をかけて湿らせたらどうでしょう。

湿った布は、渇いた布よりも、黒さが増します。

これ、どういうことかというと。

土であっても、布であっても、水分が加わることにより、表面の細かい凹凸がなだらかになり、光の反射率が下がるのです。

光の反射率が下がると、黒っぽく見えるということなんです。

ファンデーションが白浮きして見える原因は、乾燥かもしれない


では、ファンデーションに話を戻しましょう。

いつもと同じファンデーションを塗っているのに、

「なんだか白っぽく見える。」

という現象が起こったら、

・お肌の乾燥サイン
・つまりスキンケア不十分のサイン
・もしくは角質が溜まっているサイン

が、考えられます。

角質が溜まっている場合は、クレンジング不足、洗顔不十分である原因が多いので、その点も一度、見直してみましょう。

逆に、いつもと同じファンデーションを塗っているのに、

「肌色がしずんで見える。」

という現象が起こったら、

・お肌が皮脂過多状態になっているサイン
・もしくはスキンケアで使っているものが油分過多であるサイン

という可能性も考えられます(日焼けしたとかが無ければ)。

同じファンデーションでも、土台のコンディションで仕上がりが変わる


ちなみに、同じ色のファンデーションであっても、女性に塗ったときと、男性に塗ったときとでも、発色が変わります。

仕事柄、男性タレントさんにメイクをする機会も多いのですが、女性に塗る時よりも、やや白っぽく仕上るという計算で、ファンデーションをチョイスします。

この場合は、乾燥というよりも、キメの違いです。

女性の肌よりも、男性の肌の方が、肌のキメが荒いことが多いので、この場合も光の乱反射が起こり、やや白っぽく仕上がるのです。

化粧品の発色は、土台のコンディションによって、様々な仕上がりになります。

それらを1つのサインとして受け取り、スキンケアの見直しに生かして頂ければと思います。

意識として、まずは「それに気付く」ということが大事ですね。


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コラムの筆者、寺長根愛がプロデュースするオリジナルブランド「Ai TERANAGANE」公式ストア。オリジナルブランド「Ai TERANAGANE」の他、寺長根がセレクトしたおすすめメイクアイテムやスキンケアシリーズを取り揃えています。
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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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