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スポンジを使って仕上げることが多く、
お客様にもスポンジ使いをオススメすることが多いです。
特に、手先の器用さに自信が無い方は、
指塗りよりもスポンジを駆使した方がベターです。
しかし、実際にスポンジを使ってみても、
「なんだかうまくいかない・・・」
そんな風に感じたことがある方もいらっしゃるのでは。
これには、大きく分けると２つの原因があります。
ひとつは、使い方。
もうひとつは、選び方。
まずテクニック的なところで言うと、
スポンジを肌に当てる時、力を入れていませんでしょうか。
こするのではなく、撫でる。
叩くのではなく、押さえる。
これ、とっても大事です。
肌に対して優しく優しく、負担をかけないように、
毎朝、顔に対して良いマッサージをするんだという意識を持って、
スポンジを操っていきましょう。
そして、選び方。
意外と知らない方も多いです。
使いやすいスポンジについてを説明するときに、
「２センチほどの厚みがあって、柔らかく、
五角形になっているものがお勧めですよ」と言うのですが、
そして、その通りのものを探して購入して下さったりするのですが、
盲点となっている部分、それがスポンジ表面のコーティングです。
安価で大量に袋詰めになっているスポンジは、
使い捨てタイプのものが多いのですが、
スポンジそのものに気泡が多く、
ざらざらした質感になっているので、
肌に当てる部分が、
ツルツルテカテカ、ニスを塗ったように
コーティングされているものが多いのです。
指で触ると、いかにも肌触りが良さそうにツルツルなので、
その部分を使ってファンデを塗りたくなるのですが、
実はそのコーティングが邪魔をして、
スポンジが全てファンデを吸ってしまって肌に付かなかったり、
ファンデがキレイに付かないのです。
ですので、もし、
そのようなコーティングタイプのスポンジを
買ってしまっている方がいたら、
やや使いにくいかもしれませんが、
コーティングされていない、少しザラザラする面を使って、
ファンデーションを塗ってください。
そして、それらのスポンジが使い終わったら、
次に買うときは、必ず表面の状態をチェックして、
コーティングされていないタイプを選びましょう。
２センチほどの厚みがあって、柔らかくて五角形。
この条件を満たしていても、
表面がコーティングされているかいないかで、
ベースメイクの仕上がりはかなり変わってきます。
コーティングは、されていない方がいいのです。
言い方を変えれば、
コーティングされていなくても、
スポンジのキメが細かく滑らかな肌触りのものがベストなのです。
どんなに効果なファンデーションを使っていたとしても、
そういったちょっとしたところで、
ベースメイクの仕上がりには大きな差が出ます。
是非、そのようなところで損をしないように、
今一度、ご自分が使っているスポンジを
再確認してみて下さいね。
とにかく美しく仕上がる。
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