今日のテーマは「眉メイクアイテムの全てを解説！」です。

眉カットバサミ

（画像のハサミは尖っていますが）刃先がカーブしているものがおすすめです。
肌を傷つけにくく、使いやすいです。

眉カットバサミは、高価なものだと１万円前後するものもあります。
つまり、それだけ重要な役割を果たすアイテムであるということなんです。

高価なものを買う必要はありませんが、「大事なアイテムなんだ」という認識を持って選ぶことが大事です。

眉コーム

しかし「コームをあてていれば一気に切っても大丈夫だ！」と思って切ってしまうと、やはり予想以上に切りすぎてしまうことも。

コームをあてても、眉カットは１ミリ程度ずつ、慎重に。そうすることで、失敗を避けることができます。

毛抜き

しかし、抜きすぎ注意。
あまり抜きすぎると、肌に負担がかかり、たるみを引き起こしたり、炎症が起こったり。
あくまでも、眉毛から離れたところに生えている、「数本」を抜くものという認識でいましょう。

カミソリ／電動シェーバー

これらを使うと、根こそぎ余分な眉毛を処理することができます。ただし、剃りすぎないように、少しずつ慎重に行ってくださいね。

カミソリを使うと、最も眉毛の根元から剃れるので、剃ったあとのプツプツが残りにくいのがメリット。
しかし、それだけお肌への負担もあるので、お肌が弱い方は電動シェーバーがおすすめです。

アイブロウペンシル

輪郭を描くのではなく、毛の一本一本を描きたすように使いましょう（植毛をする気分で）。

アイブロウペンシルは、芯先が細く、硬めに作られているものがオススメです。

繰り出し式のものなら、もともと芯が細く作られているもの。鉛筆タイプのものなら、毎回使う前にシャープナーで削り、芯の細さをキープすることが大事です。

アイブロウパウダー

また、ペンシルで描いた後にパウダーをのせると、日中、眉毛が消えてしまうのを防ぐことができます。

アイブロウパウダーは、ブラウン系のアイシャドウなどでも代用が可能なので、いつも眉毛が消えてしまうという方は、ペンシルとのダブル使いをしてみて下さいね。

リキッドアイブロウライナー

落ちない眉描きといえば、これ。
一度描いたら、綿棒でこすっても、なかなか落ちません。
汗をかきやすい方や、スポーツをされている方などには、オススメのアイテムです。

ただし、失敗しても描き直すのが難しいというデメリットもあるので、使い慣れるまでちょっと時間がかかる場合もあります。

アイブロウマスカラ

これも、眉毛の毛色をチェンジしたい時にオススメです。
髪の毛の色がかなり明るい方などは、パウダーだけでは色チェンジが追いつかなかったりするので、こういった時にはアイブロウマスカラが役立ちます。

黄色いっぽいブラウン、赤っぽいブラウン、アッシュ系ブラウンなど、アイブロウマスカラにも様々な色味があるので、ちゃんと自分の髪の毛のあった色味を選ぶように注意が必要です。

いかがでしょうか。

一般で多く売られている眉メイクアイテムを、ずらっと挙げてみました。

これらを全て揃える必要はありませんが、「なんのために使うのか？」ということを認識するだけで、それらのアイテムの使い方にも変化が現れるはずです。

今の時代、たくさんの便利アイテムが売られていますが、ひとつひとつをしっかり吟味して、無駄のない、かつ効果的なアイブロウメイクを楽しんで下さいね。



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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。