目次
《Question》本日のご質問
50代半ばですが上まぶたのシワが悩みです。細かいシワだけでなく深いシワもあります。先生のコラムで「パールではなくラメ!まぶたのシワを目立たなくするアイシャドウって?」を拝読しました。持っていたアイシャドウが点で光ってるようなので、それを使おうと思います。他にもしシワを目立たなくするテクニックがあればご教授くださいませ。よろしくお願いいたします。
《Answer》それではお答えします!
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まずはおさらい・シワカバーならラメの質感をチョイス
アイシャドウはカラーバリエーションだけでなく、質感のバリエーションも様々です。パールであっても、ラメであっても、マットであっても、それぞれ違った表情に仕上がってとても素敵なのですが、「シワカバー」に焦点を当てて考えた場合は、ラメの質感が最もシワカバー効果を発揮してくれます。パールはシワを強調してしまうことがあるので、シワを目立たせたく無い場合には、あまりチョイスしない方が良い質感です(もちろん、パールの美しいツヤ感を優先したい場合はOK)。
詳しくは、こちらの記事をお読みください。
さらに気を付けるべきは、塗る量
純粋にラメだけで成り立っているアイシャドウに関して言えば、塗る量を増やせば増やすほど、シワカバー効果が高まるのですが(まぁイメージ的にギラギラになりすぎてしまうので、あまり無いと思いますが)パールやマット、そして、ラメが入っているけどパールも混ざっているものや、ラメが入っているけどマットベースのものなどは、塗る量が多すぎると、シワが目立ちやすくなる傾向があるので要注意です。
とは言っても、適量を感じとるのはなかなか至難の技ですよね。ですので、重ねる色数を増やしすぎないように注意してみてください。1色だけで仕上げる、もしくは2色までに抑えておけば、塗りすぎになることは避けられるかと思います。
ちなみに、「純粋にラメだけで成り立っているアイシャドウ」というのは、マニキュアでいうところの、ラメ入りトップコートのようなイメージです。ベースの液体に色が付いていないので、自爪の色が出るけど、キラキラ点在する光の粒がある、という質感です。同じラメ入りマニキュアでも、ラメ入りトップコートのように透明の液体にラメが入っているのか、マットに仕上がる液体にラメが入っているのか、パールに仕上がる液体にラメが入っているのかの違いでイメージして頂くと分かりやすいと思います。アイシャドウも同じなんです。
クリームタイプのアイシャドウは避ける
これも、シワカバーに焦点を当てた場合、大事なポイントとなります。クリームタイプのアイシャドウは、艶っぽい発色が美しいのですが、まぶたのシワが気になる方にとっては、ややリスキーなアイテムです。時間の経過とともに、シワに溜まってしまうことがあるので、短時間ならまだOKですが、1日中持たせたい時などは避けた方が無難です。
アイラインとまつ毛メイクを念入りに行い、まぶたのシワ感を目立たせないようにする
例えば「どうしても今日はこのパールのアイシャドウを使いたい!」という日があったとします。シワが目立ってしまうかもしれないけど、どうしてもこのパール感が好き!という場合。そんな時は、まぶたのシワ感から目を逸らさせるような意味で、アイラインで目元のフレームラインをはっきりさせたり、ビューラー&マスカラでまつ毛の存在感をアップさせたり、というちょっとした工夫も大きな意義があります。マツエクや付け睫なんかも効果的です。
また、上まぶたにはパールを使ったとしても、下まぶたにはラメを使って、下まぶたのシワカバーはちゃんとするなど、全てをパールで仕上げてしまわないようにすることも大事なポイントです。
いかがでしたでしょうか。
あくまでも「シワカバーに焦点を当てた場合」のお話しですので、パールやマットが絶対にダメというわけでは決してありませんが、まぶたのシワ感を目立たせたく無い場合には、ぜひご参考になさってくださいね。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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