100%企画、初の「X」開催!
ということで、いつもはLINEでの不定期開催だったのですが、先日初めて「X」で皆さんからの質問を募集してみました。
今回は、その中から1つ、チークに関するお悩みを紹介させていただきます。
* * *
チークをするとベースメイクで隠した頬の赤みの点々が復活して困っています。
周りに顔色が悪いと言われるのでチークもしたく(貧血気味です)💦
チークの色味など気をつけた方がいいことはありますか?
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チークで肌トラブルが復活してしまう?
それでは、お答えしていきます!
チークをすると、隠したはずの肌トラブルがまた復活してしまうケースは、赤みに限らず、ニキビやシミ、ソバカスなど、全ての肌トラブルおいて起こりやすい現象です。
そして、これは、チークの色を乗せること自体ではなく、他のところに原因がある場合が多いです。
ここでは、3つの原因と対策を紹介していきます。
原因①ベースメイク
まず、チークを塗る前のベースメイクの段階で、きちんと肌トラブルがカバーされていることは大前提です。
そこですでにトラブルが露出してしまっている場合は、そのままチークを重ねることで、元々見えていたトラブルがさらに目立ってしまいます。
コンシーラーなどを使って、気になっているトラブルはしっかりカバーしましょう。
そして、トラブルをカバーしたお肌に、フェイスパウダーをきちんと使うことも大切なポイントです。
お肌がしっかりサラサラの状態になるように。ペタペタの状態だと、その後のポイントメイクでせっかくのベースメイクがヨレてしまいます。
チークを塗る前に、指で触れて、サラサラしていることを確認しましょう。
原因②チークブラシの使い方
チークブラシの、お肌への当て方も気をつけます。
チークブラシをお肌に対して立てて使わないように。チークブラシの毛先をお肌に当てて使うと、せっかく綺麗に仕上げたベースメイクを傷つけてしまうことになりかねません。
チークブラシは、お肌に対して寝かせて使います。チークブラシのお腹を頬に当てるイメージで。
ブラシは、グルグル丸を描くような感じでもなく、左右に往復する感じでもなく、一定の方向だけに動かしましょう。
力を入れず、優しく撫でるように動かすと、ベースメイクを傷つけずにふんわりとしたチークを入れることができます。
ちなみに、ブラシはフェイスブラシでも毛質的には問題ないのですが、やはりチークに特化した平ブラシの方が、サイズ、形的にもチークを入れるのに適しておりおすすめです。
原因③チークのチョイス
そして、肝心なチークの選び方についてです。
まず1番大事なのは、色味よりも質感。
パールが入っているチークは、肌トラブルを復活させやすい傾向があるので、マットなものを選びましょう。ラメ入りはOKです。
加えて色味に関していえば、「明度が高い色」の方が、肌トラブルの復活を防げる傾向があります。
明度が高い色というのは、絵の具で言うところの「白」が多く混ざっているような色です。
明るく、ややパステルカラーに近い色。
もちろん、仕上がりのイメージや好みによって、選ぶ色を変えていいのですが、肌トラブルの復活を防ぐということに最も重点を置く場合は、明度が高い色のチークを選ぶと効果的です。
そして、今回の質問者様は該当しないのですが、クリームチークを使用しているケースは注意が必要です。
コンシーラーを使ったところにクリームチークを重ねると、せっかく塗ったコンシーラーが崩れ、隠したトラブルが再発する可能性が高いのです。
頬に肌トラブルがある場合は、ベースメイクの最後にフェイスパウダーでしっかりサラサラの状態を作った上で、パウダーチークを使うのが無難です。
参考になりましたら幸いです!
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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