公式ラインアカウントにて毎月実施している100%企画。メイクアップアーティスト寺長根愛が、皆様から頂いたご質問全てにお答えするという企画です。今日はこちらのご質問をご紹介しましょう。
《Question》
以前の100%企画「時間が経つと目元が残念な感じに…」とても勉強になりました。下瞼のアイシャドウをラメにしたら目立たなくなりました!手持ちのラメはアイシャドウパレットの一部で量が少ないため、単色でも購入したいのですが、
①グリッターはラメと同じくシワが目立たないタイプですか?
②明確にラメ、パールと表記が無い場合、自分で見分ける方法はありますか?
《オーダーメイドコスメSTORE OPEN!》
Answer それではお答えします!
グリッターとラメの違いについて
ざっくりと違いを言うと、粒子の大きさがそれぞれ違い、グリッターは特大、ラメは中〜大、パールは小〜極小といったところです。グリッターは、ラメよりも一粒一粒が大きく、頑張ればピンセットで掴めそうな大きな粒子であることが多いです。よって、グリッターは「キラキラ」というより「ギラギラ」光るイメージ。グリッターのように粒子が大きくなってしまうと、残念ながら、小ジワカバー効果は、ラメよりも薄れてしまいます。「モザイク効果が荒い」という感じです。
アイメイクのアクセントとしてグリッターを使うのはキュートで素敵なのですが、小ジワカバーを目的として使うならば、最初にラメを乗せてからグリッターを重ねるのがお勧め。グリッター単体で済ませるのは、お勧めしません。
パールとラメの見分け方
これも上記の画像を見て頂くと分かりやすいのですが、パールというのは粒子が小さいので、キラキラと点在する光の粒は見られなく、肌がピカッと光るような「面の光」になるのがパールです。ラメは、キラキラと点在する光の粒が目視できますが、粒の大きさはさほど大きくありません。
面の光だと、どうしても肌のキメが目立ってしまい、小ジワも目立たせることになってしまいますが、ラメだと小さな粒が肌に細かいモザイクをかけてくれるような効果があるので、小ジワカバーには最適です。
ラメ、パールと明記されていても気をつけよう
質感・テクスチャーの呼び方は様々存在するのですが、その分け方が明確に提示されているわけではありません。粒子が何ミリ以下ならパール、何ミリ以上ならラメ、というような定義がないので、あくまでも見た目の感覚での判断になることから、メーカーによっても、若干判断基準が違ったりします。
ラメのことを点在パールと呼ぶこともあったり、グリッターのことをラメグリッターと呼んだり、呼称も色々あって分かりにくいんですよね。ですので、商品にラメ、パールと明記されていたとしても、できればご自身の目で確認してから(手の甲などに塗って)購入されることをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
ラメ・パール・グリッター。どれも素敵なテクスチャーですが、目的によっては向き不向きがあるんですね。パールは面の光を出してくれる分、頬骨のあたりなどにハイライトとして使うと、頬のハリ感を出してくれますし、グリッターは、存在感のある輝きがとても美しく、より麗しい目元を演出してくれます。アイテム毎の役割、向き不向きを考えながら、チョイスしていきましょうね。
「Ai TERANAGANE」公式ONLINE STORE
コラムの筆者、寺長根愛がプロデュースするオリジナルブランド「Ai TERANAGANE」公式ストア。オリジナルブランド「Ai TERANAGANE」の他、寺長根がセレクトしたおすすめメイクアイテムやスキンケアシリーズを取り揃えています。
「Ai TERANAGANE」各商品ページは以下をクリック。AI TERANAGANE(寺長根愛)
札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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