マスクをしても、とっても、チークを生かしたい！

《Answer》それではお答えします！

マスクメイクが大きく変えたメイクの常識。その一つにチークが挙げられますね。チークは骨格を変えてみせてくれたり、血色をよく見せてくれたりと、いろんなメリットがあるのに、それを覆い隠してしまうマスク…

どうせ隠れてしまうからと、マスクをするようになってから、チークはしなくなったという方も多いと思いますが、やはりチークがもたらす影響というのはとても大きいものです。

マスクをしている時も、はずすタイミングがある時も、どちらの状態でもチークを上手に生かすためにはどうすればよいか、考えていきましょう。

骨格修正チークとイメージ優先チーク

ご質問者様がおっしゃるように、面長の方はチークの位置を少し下げて入れてあげると、頬の長さが緩和され、面長感が軽減されます。しかし、そうするとマスクで全隠れしてしまいますよね。

チークには大きく分けて、２種類の入れ方があるので、それを上手に生かしてみましょう。

その２種類というのは、
骨格修正チークとイメージ優先チーク

ご質問者様が普段入れているのは、面長を軽減させる骨格優先チークです。

そして今、マスクをしていても欲しい「血色」というのは、イメージ優先チークが担うものとなります。

となると、骨格優先チークと、イメージ優先チークの両方を入れればいいのでは？ということになりますよね。

そうなんです。その通りなんです。

骨格優先チークとイメージチークの両方を入れるテクニック、あるんです。

では、その説明をしていきましょう。

骨格修正チークとイメージ優先チークをどちらも入れる方法

骨格優先チークとイメージチークの両方を入れる場合は、必ず骨格修正チークから先に入れます。その後に、イメージ優先チークを重ねていきます。

ご質問者様の場合は、面長を軽減させるための下位置に入れる骨格修正チークを先に入れるということになります。それから、マスクをしても見えるくらいの高さに、血色を表すイメージ優先チークを重ねるということです。

この時、使う色は同じではなく、違う２色を使うようにして下さい。

骨格修正チークとイメージ優先チーク、色選びの法則

２色の選び方には法則があります。

先に入れる骨格修正チークよりも、後から入れるイメージ優先チークの方が明るい色であること。
先に入れる骨格修正チークよりも、後から入れるイメージ優先チークの方が白っぽい色であること。
先に入れる骨格修正チークよりも、後から入れるイメージ優先チークの方が鮮やかな色であること。

上記の３点が色選びのポイントとなります。

骨格修正チークの上に、イメージ優先チークが覆い被さるようになるので、骨格修正チークの方が、イメージ優先チークよりも奥にあるように見える配色であることが大事なのです。

このようにすると、骨格優先チークの効果と、イメージ優先チークの効果、両方の効果を得ることができるのです。チークの２色使いをすることになるので、やや手間はかかりますが、こうすることで、マスクをしていても血色感があり、はずしても面長感が気にならなくなります。

ちなみに、アイメイクではなく、マスクの色を血色感のある暖色系のマスクを使うようにして、マスクをしている時はそれで血色感を出すという考え方もあります（サマータイプなら、薄い桜色のようなピンク系などがマッチするでしょう）。

ぜひ、トライしてみて下さいね。

「Ai TERANAGANE」公式ONLINE STORE

「Ai TERANAGANE」各商品ページは以下をクリック。

この記事をシェアする

AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。