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良さそうなアイテムを使ってもベースメイクが綺麗に仕上がらない?
巷に溢れる化粧品の謳い文句を見ていると、つい色々と欲しくなってしまうもの。スキンケアも下地も色々買ってはみたものの、いざ使ってみると「あれ?なんかムラになってダマダマになってる…」という経験はありませんでしょうか。時間の経過とともにヨレるのではなく、塗ったそばからムラになっていく原因は、いくつかあります。今日はそれらの原因を探ってみましょう。
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原因1・力が入り過ぎていて物理的にムラを作っている
お化粧室などでメイク直しをしている人をみかけると、ときどき物凄い力を込めてバンバンバシバシ顔を叩いている人を見かけます。おそらく無意識のうちに、力を入れれば入れるほど、ファンデーションが付くと思っているのかもしれません。が、これはNGです。朝のメイク時もメイク直しの時も、力は入れずに優しくソフトタッチで。力を入れることによって、衝撃と摩擦でベースメイクのヨレが生じることがありますので、思い当たる方は気をつけてみましょうね。「力の入れすぎ、こすりすぎ、触りすぎ、時間かけすぎ」これらはベースメイクがヨレてしまう原因の1つです。
原因2・スキンケアがメイク前のものに適していない
メーカーによっては、日中用と夜用で分かれているものもありますが、これからメイクをする時に使うスキンケアと、これから寝る時に使うスキンケアは、目的が違うので、できれば分けた方がベストです。
メイク前に使うスキンケアとして不向きなのは「とろみが強いもの」「肌の上に残りやすいジェル状のもの」「オイルタイプ」「こってりすぎるクリーム」等です。メーカーによって個体差はありますので、全てがNGというわけではありませんが、上記のようなスキンケアを使うと、ベースメイクが塗っているそばからヨレてしまうケースが多々あります。
次の項目にも繫がることですが、これらのスキンケアの上に毛穴カバー系の下地や、テカリ防止系の下地を乗せたりすると、目的がバラバラになってしまい、お肌の上に乗っているアイテム達が「え!で、どうすればいいの!?」と言わんばかりに、ダマダマモロモロムラムラになってしまいます。こうなってしまうと、この上にファンデーションを重ねても、綺麗にはならないのです。
原因3・スキンケア・下地・ファンデの相性が合っていない
上記と繫がる内容ですが、最も大事なのは、スキンケア・下地・ファンデーションの相性が合っているかどうか、ということです。スキンケアに関しては、メイク前に使うものとして適したものを選びましょう。とろみが強くない化粧水、こってりしすぎないクリーム、といったように、ベタつきやヌルヌル感が強くないものを選びます。
下地を使う場合は、ファンデーションと同じメーカーのものを選ぶのが最も安心です。一緒に使う前提で作られた商品なので、相性が合わないということはまずありません。しかし、違うメーカーのもので選ぶと、うまくいけばいいのですが、チョイスを間違うと、相性が合わなくてムラが生じてしまいます。
ベースメイクは重ね技なので、重ね合うもの同士の相性がとっても大事なんです。
いかがでしたでしょうか。
力加減などの物理的な原因に加えて、スキンケアがメイク前に使うものとして適切でなかったり、下地やファンデーションなどのアイテム同士の相性が合わないと、美しいベースメイクが仕上がりません。
思い当たる方は、ぜひご参考になさって下さいね。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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