目次
丸顔を小顔に見せたい、エラ張り・下膨れを目立たせないようにしたい、たるんできた頬を引き締めたい。
このようなお悩みをお持ちの方に、大きな効果を発揮するのが、フェイスラインのシェーデイングです。
これを上手に入れることで、自然にフェイスラインを引き締めて見せることができます。
シェーディングの失敗で最も多いのが、「わざとらしく目立ってしまうこと」です。
使う色が濃すぎたり、入れ過ぎてしまったり、ムラ付きをしてしまったりして、いかにも「影を入れました!」感が強くなると、失敗。
自然な凹凸をメイクで表現するためには、色味の選び方、入れ方、ぼかし方を丁寧に意識することが、とっても大事なのです。
それでは、ポイントを挙げていきましょう。
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コツ①濃すぎる色味はNG!ベージュに近いブラウンを選んで
「影=ブラウン」という認識の方が多いと思いますが、その認識のもと、かなり濃いブラウンを選んでしまっている方も、少なくありません。
そのせいで、まるでお肌の汚れのように、濃く発色してしまい、悪目立ちしてしまっているケースも。
シェーディングに使う色は、ブラウンと肌色の中間。
ややベージュよりのブラウンを使うと、失敗を避けやすくなります。
特に、初めてシェーディングにトライする時は、つけすぎて失敗することが多いので、なるべく薄い色味のものからトライしてみましょう。
コツ②ブラシの選別はとっても大事。上質なフェイスブラシを
フェイスラインのシェーデイングは、広い面積に、ほんのり着色するものなので、ブラシの良し悪しが大きく影響します。
毛の硬いチクチクするものではなく、肌触りが柔らかい、上質なフェイスブラシを選ぶようにしましょう。
コツ③ベースメイクの仕上がりが、シェーディングのムラ付きを左右する
これは、チークやハイライトにも言えることですが、ベースメイクがムラになっていると、その上からのせるチーク、ハイライト、シェーディングも、ムラになって仕上がってしまうことが多いのです。
また、フェイスパウダーが足りなくて、ペタペタ、ベタベタした状態のベースメイクだと、チーク、ハイライト、シェーディングは、美しく乗ってくれません。
ベースメイクはムラなく、きちんとサラサラの状態に仕上がるように、意識しましょう。
コツ④気になる部分だけに入れるのではなく、効果的にぼかすことが大事
丸顔やエラ張り、下膨れ、頬のたるみが気になっている場合、とにかく気になる顔の輪郭だけに影を入れてしまい、横から見た時に、顔の輪郭に茶色い線が描かれたようになってしまっているケースは多いです。
こうなってしまうと、元も子もありません。
それなら入れない方がまだ良いのです。
そうならないように、きちんとぼかす必要があります。
頬にかけて、そして、首にかけて。
そしてもみあげの外側。
360度、どこから見ても、シェーディングの境目が目立たないように、ぼかしましょう。
そのためにも、良質なブラシは欠かせません。
コツ⑤シェーディングだけではなく、必ずハイライトと併用する
シェーディングというのは、顔の影です。
ようするに、メイクで影を作っているということになります。
そうすると、イメージ的にも、どこか暗いイメージに寄ってしまうことがあります。
ですので、影を入れたなら、必ず光を入れることも忘れずに。
シェーディングは、ハイライトと併用してこそ、ベストな効果を発揮してくれます。
ハイライトも忘れずに。
いかがでしょうか。
上記の点に留意して、ぜひナチュラルで効果的なシェーディングを。
頬のたるみなどが気になり始めたら、ぜひトライしてみてくださいね。
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コラムの筆者、寺長根愛がプロデュースするオリジナルブランド「Ai TERANAGANE」公式ストア。オリジナルブランド「Ai TERANAGANE」の他、寺長根がセレクトしたおすすめメイクアイテムやスキンケアシリーズを取り揃えています。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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