NGな使い方をしてしまっていては、もったいないですよね。
でも、メイクレッスンにいらっしゃるお客様を見ていると、
結構、多いんです。知らず知らず損をしてしまっていること。
では、参ります。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
１■チークブラシを肌に立てて当てて、クルクル。
意外とやってしまっている方が多い、このチークの入れかた。
絶対にNGというわけではないのですが、
基本的に、チークブラシは肌に対して立てず、
寝かせて使う方がベターです。
特に、毛質がチクチクしてしまいそうなブラシだと、
肌に対して立てて使うと、肌に大きな負担をかけてしまいます。
吹き出物の原因になってしまうことも。
チークは、メイクの中で、
最も広く着色をするセクションですので、
ブラシの質や使い方が、とっても重要なんです。
ブラシは肌に対して寝かせて当てて、優しく丁寧に。
その方が、ベースメイクを傷つけることもなく、
チークのグラデーションも美しく入ります。
ぜひ、意識してみてくださいね。
２■ビューラーの金具を、まぶたにグイグイ押し付け。
ビューラーをかけると、
アイシャドウやアイラインが剥がれてしまうという方、
ビューラーの金具に化粧品がべっとり付くという方、
そのような方は、ビューラーの金具を、
まぶたに押し付け過ぎている可能性が高いです。
まぶたが重たい方や、たるみが気になる方は、
ビューラーの金具で、ぐいっと上まぶたのお肉を持ち上げて…
というようにされている方も多いのですが、
そうすると、前述の通り、
せっかくのアイメイクが剥げてしまう原因となります。
しかも、そういった方法でビューラーをかけると、
まつ毛を不必要に引っ張ってしまうことにもつながるので、
あまりお勧めできません。
そのような方の多くが、真正面を向いて鏡を見て、
ビューラーをかけています。
そうではなく、あごを上げて、
目線を下に向けて（伏し目がちにして）
鏡も下に持って、ビューラーをかけましょう。
そうすると、まぶたのお肉が邪魔にならないので、
ビューラーの金具を押し当てなくて済みます。
マスカラを塗る時も、同じ目線の角度で行いましょう。
３■フェイスパウダーを中蓋の穴から出して、パフは肌に滑らせる。
フェイスパウダー。粉おしろい。
使ったことのある方は「中蓋の穴」というのが、わかると思います。
もちろん、
「この穴からフェイスパウダーを出し、パフに付けてください。」
という主旨のものなんですが、
たいがいにして、この穴からパウダーを出そうとすると、
「パウダーの量が足りない」という結果に陥りがちなのです。
パウダーの量が足りないと、
崩れやすいベースメイクに仕上がってしまいます。
ですので、中蓋は、取る。
（タッパの蓋を取るみたいに。）
中のパウダーがばふっ！とならないように、
ゆっくり注意しながら取ってください。
そして、パウダーに直接パフをつける。
そうすると、十分な量のパウダーをパフに取ることができます。
ちなみに、パフでパウダーをお肌に乗せるときは、
滑らせずに、ポンポン置くようにしましょう。
パンパン叩くのではなく、抑えるように、です。
いかがでしょうか。
身に覚えがある方もいらっしゃると思います。
ぜひ、気をつけてみてくださいね！
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