実は、眉メイクに関わらず、
メイク全般に言えることなのですが。
ここ最近いらしたお客様の中で、
立て続けに同じような悩みで、
かつレッスンを受けて同じような反応をされた方が、
数名いらっしゃいました。
そのお悩みというのは、
「自分の顔をアップデートできない。」ということです。
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このアップデートという言い方は、
ある一人のお客様がおっしゃっていたのですが、
なんとも分かりやすい言い回しだったので、引用しました。
自分の顔をアップデートできない。
つまり、時代の流れに沿って、
自分の顔を変えていく、バージョンアップさせていくことができない、
というお悩みです。
顔は年々変わるのに、メイクはずっと同じ。
それでいいわけがないことは分かっているけど、
自分ではどうしようもない。
きっと多くの方が共感する悩みだと思います。
さて、そのような方にメイクレッスンをする際、
やはりキーポイントとなるのが「眉チェン」です。
眉メイクが古いと、お顔全体が古い感じに見えてしまう。
眉メイクが垢抜けると、お顔全体が垢抜ける。
そのくらい、眉メイクは大事なポイントなのです。
さて、まずは、今の時代性たっぷりの流行眉毛とは？
というところから掘り下げましょう。
・太め。
・濃いめ。
・平坦。眉山の高さがない。もしくは下がり眉。
上記のような要素を持った眉毛が、トレンドの眉毛です。
もちろん、それが絶対正解というわけではないし、
似合う似合わないの問題もあります。
（現在ドラマに出演している石原さとみは流行眉じゃない。）
しかし、流行と正反対のことをしてしまうと、
やはり「違和感」を感じさせてしまいます。
「自分のお顔をアップデートできない。」
とお悩みの方の中で、
・眉毛が細い。
・眉山の角度がきつい。
というような、一昔前の眉毛ままでいる方は少なくないのです。
じゃあ、太くすればいいじゃん。
じゃあ、平坦にすればいいじゃん。
いや、確かにその通りなのですが、
そこには大きな壁があるのです。
それは何かというと、
「まず自分が見慣れない。」
という壁です。
いざ、太めに描いてみても、
いざ、平坦に描いてみても、
いざ、濃いめに描いてみても、
眉毛って少し変わるだけでも、
自分の中では大きな大きな変化に感じられ、
見慣れない自分の顔になってしまいます。
そうすると
「本当にこれで大丈夫かな・・・」
という不安が生まれるのです。
そして、その不安を抱えたまま外出することができず、
結局、いつもの細くて上がった眉に戻す。
眉チェンできない日々を繰り返す。
どうでしょうか。
身に覚えがある方は多いと思います。
しかし、実はこの壁を乗り越えなければ、
新しい自分に生まれ変わることができません。
眉チェン１日目は、見慣れなくて当然。
鏡を見るたびに「うーん・・・。」
眉チェン２日目も、まだ見慣れない。
でも鏡を見ても違和感を感じない回数が少しずつ増えてきます。
眉チェン３日目。少し慣れてきます。
眉チェン４日目。さらに慣れてきます。
新しい眉毛を、より似合わせるには
どうしたらいいのかを考える余裕ができてきます。
この段階が大事なんです。
つまり、まずは見慣れないと、
良し悪しも判断できないし、
それを改良することもできない。
５日目、６日目、７日目と日が経つにつれて、
見慣れてきて、さらに良し悪しも冷静に判断できるようになり、
さらに改良することもできるようになる。
これが、まさに「アップデート」なのです。
先にも述べたように、これは眉に限ったことではありません。
新しいメイクに挑戦するにあたり、
今まで「見慣れない」という壁を越えられなかったという方。
それは当たり前のことなんだという意識を持ち、
まずは「見慣れる」ことから始めてみてください。
それが「アップデートの準備」です。
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