当サロンにいらっしゃるお客様の年齢層はとても幅広く、
１０代後半の方から７０代の方まで、
多くの方がお越し下さっています。
そんな中、５０〜６０代のお客様がお持ちのお悩みで多いのが、
「目の印象が弱くなってきた・・・」というお悩み。
まつ毛の本数が減ったり、薄くなったり、
まぶたが落ちてきたりして、どうしても若い頃の目元とは、
印象が少しずつ変化していきます。
私自身は、
その変化自体がマイナスなことではないと思っています。
優しさを帯びて、
素敵な印象の目元に熟成されていくと感じています。
「老ける」というのは、
確かにマイナスのイメージをもたらす言葉です。
しかし、そこには今迄の人生経験が表れ、
これまでに見聞きしてきた経験が、全て表情にあらわれるもの、
と思っています。
しかし、その印象を「老化」と一言で捉えてしまうと、
どうしてもそれに逆らいたくなるのが女性の心理です。
印象が変わって来た目元をメイクでパワーアップさせるのは、
どうしたらいいのでしょう。
今日は、そんなお話をしていきますが、
キーアイテムは「マスカラ」です。
アイラインやアイシャドウよりも「マスカラ」を上手に使うことが、
若々しい目元を作るアイメイクのポイントなのです。
市場では次々と新商品が生まれ、もはやマスカラ市場は飽和状態。
消費者側は選ぶのに一苦労です。
種類に分けて、
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
・ボリュームタイプ
華やかさが演出されますが、
もともと毛の細い方が最初からボリュームタイプを使うと、
どうしてもダマダマになりがちに。
そのような方は、ノーマルタイプで下地を作ってから、
ボリュームタイプの重ね付けをしていきましょう。
しかし、ボリュームタイプは比較的にじみやすいものが多いのが実情。
マスカラ用トップコートなどを使うと良いでしょう。
・繊維入りタイプ
まつ毛の長さを強調したい時に使います。
最大３ミリ〜５ミリほど伸ばすことができます。
しかし、時間がたった時に、
毛先についている繊維部分が下向きに下がってくることがあるので、
長時間には向かない場合もあります。
・お湯で落とすフィルムタイプ
日中はにじまず、落とす時はお湯で簡単に落ちる
画期的なマスカラです。
液の黒色が濃い傾向があり、より目元がくっきりします。
ただし、塗ってからマスカラが乾くまで時間がかかるものが多いので、
塗った直後に、まばたきをすると、
まぶたに液がつきやすいという点が要注意です。
また、ビューラーをきつめにかけておかないと、
カールがすぐに取れてしまうものもあるので、
その点も要注意です。
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