読者様から頂いたご質問をご紹介したいと思います。
今日のご質問はコチラ。
＊ ＊ ＊
ここ数年で、左右両方の頬骨のあたりに、
大きなシミができ、少しずつ濃くなってきました。
「肝斑」なのかな？と思い、
皮膚科にも相談しに行きましたが、
いまひとつ勇気が持てず、治療には踏み出せていません。
市販で売られている治療薬も、
本当に効果があるのか分からず、使っていません。
メイクでカバーすることはできるのでしょうか？
今現在は、下地のあとにパウダーファンデーションのみ使用していますが、
全くと言っていいほど、カバーできません。
なにか良いアイテム、方法があれば教えて下さい。
＊ ＊ ＊
ご質問の内容を見る限りでは、
ご質問者様がおっしゃる通り、
そのシミは「肝斑」である可能性が高いでしょう。
３０〜４０歳以上の女性たちに多く見られ、
両頬に左右対称の状態で現れる傾向があります。
妊娠や出産を機に出てくる場合もあれば、
女性ホルモンや紫外線、ストレス等が原因となることもあり、
その経過は人それぞれのようです。
この肝斑に関しては、
それに対応する為のサプリメントや医薬部外品、医薬品が
市販でも売られていたりしますが、
いずれも即効性があるわけではなく、
ある程度は、継続して使用する覚悟でスタートした方がよいでしょう。
しかしながら、ずっと服用し続けると、
内臓に負担がかかる薬もあるので、
一定期間服用したら、
一定期間の休薬期間を設けなければならない薬もあります。
体に合う合わないは個人差がありますので、
万人に対して良いというわけではありません。
実際、市販薬が効果を発揮し、肝斑が薄くなったという人もいれば、
さほど効果が無かったという人もいます。
セルフケアとしては、
そういったシミができないように
事前予防を心がけることが最も大事になってきますが、
出来てしまったシミをどうしても治したいという場合は、
やはり皮膚科にて相談するというのも
有効な手段と言えるでしょう。
日常的に、スキンケア用品や化粧品に触れているからこそ、
そういったものの限界というものも分かります。
治療する、という概念で取り組む場合、
やはりそこには、
エステや化粧品では不可能な「医療」という分野も
視野にいれていかないければならない時があります。
化粧品と医薬部外品と医薬品という３つの分類があるように、
ホームケアで出来る事、
エステで出来る事、
病院で出来る事、
というのはきちんと線引きされているものなのです。
そして、本題に入りますが、
メイクで肝斑などのシミを隠すことは、もちろんできます。
現在、ご質問者様はパウダーファンデを使われているとのことですが、
シミのカバーをきちんとされたい場合は、
やはりリキッドファンデ＋コンシーラーのアイテムを使うことをお勧めします。
地肌よりもワントーン暗めのリキッドファンデと、
地肌を同じくらいの色味のコンシーラーです。
コンシーラーは黄味を含んだ色味で、硬いものを選びましょう。
液体やクリーム状のコンシーラーよりもカバー力があります。
リキッドファンデーションを塗った後に、コンシーラーです。
きちんとシミがカバーされるまで、コンシーラーを塗ります。
その上から、フェイスパウダーで抑えて行くのですが、
もしまだシミが浮き出ている感じが気になるようでしたら、
その部分だけ、
パウダーファンデーションを重ねるというのもOKです。
シミをメイクでカバーすることは必ず出来ます。
ぜひトライしてみて下さいね。
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