上品で仕立てのいいまつ毛

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引き続き、今日もマスカラについてのお話をしていきたいと思います。
ここ最近のトレンドの流れも影響していますが、
・目元の若々しさ
・女性の可愛らしさ
これらをお顔に添えるパーツとして、
まつ毛は、やはりとても大きな役割を担っています。
アイラインを太く引く、アイシャドウを濃くするという手段よりも、
まつ毛メイクに力を入れるということが、
より今の時代に合った「印象的な目元」を作るように思います。
だからといって、
ただ単にマスカラを重ね塗りすればいいわけでもなく、
とにかくボリュームのある付けまつ毛を付ければいいわけでもありません。
「目力メイク」というキーワードが世に出だした１０年程前とは違い、
今はやはり、そこに「品」が備わっているべきなのです。
ダマダマになった、ひじきのようなまつ毛に品はありませんし、
何度も使い回したような、くたびれた付けまつ毛にも、品はありません。
目力を出すということだけではなく、
美しさ、仕立てのよさ、上品さ。
このキーワードを忘れてはいけません。
さて、そんな、品もある印象的なまつ毛に近づくためのコツを、
以下に挙げてみましょう。
【マスカラを塗るときは、ジグザグしない】
マスカラを横にジグザグ振りながらマスカラを塗るのは、
ある意味、基本のテクニックであり、
誰から教えられなくても、
無意識のうちのそのように塗っている方は多いです。
それで問題なければいいのですが、
意外と、その塗り方のせいで、
いつもダマを作ってしまっている方も多いのです。
ダマが出来て　→　コームでとかす　→　
コームでマスカラを落とし過ぎて　→　またマスカラをジグザグで塗る　→
またダマが出来る　→　またコームでとかす
という悪循環に陥ってしまって、
結局なんだかボソボソのガタガタまつ毛になってしまったり。
そのような悪循環に陥らないためには、
最初からジグザグに塗るのをやめて、
下から上にスッと素直に持ち上げるように塗りましょう。
ジグザグに塗るよりも、理想のボリュームになるまで、
何度か重ね塗りをする必要がありますが、
それでもその方がダマにならず、キレイなまつ毛に仕上がります。
【乾いてきたなと思ったら、新しいマスカラを】
ボソボソまつ毛に仕上げてしまう原因のもう１つは、
寿命が近づいた、乾いたマスカラを無理やり使い続けることです。
完全にまつ毛に液体が付かなくなった時が寿命と思っている方もいますが、
そうではなく、
「ちょっと乾いてきたな」
「ちょっと塗りづらいな」と思ったら、既に寿命が来たと思って下さい。
マスカラは、きちんと液が柔らかくツヤがある状態で使うのが、
ベストコンディションであり、
その状態のマスカラで塗ってこそ、キレイなまつ毛が仕上がるのです。
【たくさん塗るというよりも、スタイリングをする意識で】
そして、とにかく何度も重ね塗りして、
まつ毛にボリュームを出そうということだけを意識するのではなく、
まつ毛の上がり具合、広がり具合を、
ベストな形でキープするのがマスカラの役割だと思って下さい。
ただ単にマスカラ液をまつ毛に絡ませるのではなく、
目頭側の毛の向き、目尻側の毛の向きなどに意識を向けて、
美しく扇状に広がるまつ毛をスタイリングする。
こうすることで、３６０度どこから見ても
美しいまつ毛に仕上げることができるのです。
塗った後に乾いて固まるという性質を利用して、
髪の毛をスタイリングするのと同じ感覚で、
まつ毛を美しくスタイリングする。
マスカラには、そんな役割もあるのです。
ぜひ、上記の点を意識して、
品のある、仕立てのいいまつ毛を仕上げて下さいね！

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