今日も早速本題に入ります。
今日は午前と午後の2回に分けて、主婦層の方を対象にした若返りメイクセミナーを行っていました。
講師は、当スタッフの吉田先生なので、私はずっと端から見ています(笑)
さて、今日のセミナー2回を見ていて、複数の方がおっしゃっていた質問がありました。
それは、
「アイラインの目尻は、どこまで引けばいいの?」
「アイラインの目尻は、どのくらいの角度で上げればいいの?」
といったように、アイラインの目尻の処理に関する内容でした。
きっと、同じように疑問に思われている方が多いと思いますので、今日はこのテーマで。
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アイラインの目尻の長さは?
アイライン目尻の長さと角度については、分けて考えていきます。
まずは、長さについてです。
始めに大事なことは、目尻を長く描けば描くほど、目の横幅が長く見えるという法則。
最近のトレンドから考えると、目の縦幅よりも、横幅を強調したアイメイクが主流となってきていますので、かなり長めに引いてしまっても、さほど問題ないでしょう。
平均的な日本人の顔立ちをもとに考え、数値でお話するならば、最大5ミリは長く描いてもOKです。
ちなみに私自身もだいたいいつも5ミリ程度長く描いています。
ただし、あくまでも最大値ですので、それを目安にして、少しずつ調整していく必要はあります。
また、目尻を長く描く事で、左右の目が離れて見えるという副作用も生じますので、それが気になる場合には、ノーズシャドウも併用して取り入れることも必要になってきます。
アイラインの目尻の角度は?
では次に、アイライン目尻の角度について、です。
先ほど、私自身も5ミリ程度長く描いていると言いましたが、角度については、実は上げても下げてもいなく、横水平です。
もともとが、やや釣り目の顔立ちで、メイクでよりつり上げてしまうと、かなりシャープさが強くなってしまうので、横水平に描くようにしています。
このようにして、「長くする」ということと「角度をどうするか」というのは、別の視点で考えるようにしましょう。
釣り目っぽくシャープに見せたいならば、アイライン目尻は跳ね上げるように描いてOKですし、
垂れ目っぽく優しく見せたいならば、アイライン目尻は下げるように描いてOKです。
どちらにもしたくない場合は、私のように横水平に伸ばすのがベストです。
なりたいイメージを優先して考えると、そのようにして日々、アイラインの目尻を調整しながら、表情の変化を楽しむのが良いでしょう。
ただし、若々しい目元に見せるという観点で考えると、やはり目尻は少し上がっている方が、ハリのある若々しい目元に見えます。
ですので、若々しい目元に見せたい場合は、やはり、若干目尻は角度を上げて描いてあげた方が効果的でしょう。
目尻までうまくラインを引けない場合は、ペンシルを使おう!
美しく先細った目尻のアイラインが理想ですが、なかなか上手に細く描けないという方は、ペンシルアイライナーで描くようにし、仕上げは綿棒で余分な部分を拭い、目尻を細く仕上げるように一手間かけて下さい。
アイライン目尻の長さは、顔立ちの変化させ、アイライン目尻の角度は、顔のイメージを変化させます。
そのように分けて考え、自分は長さをどうすればいいのか、そして角度はどうすればいいのか、それぞれを研究していくと面白いです。
もちろん毎日同じ目元でいる必要はありませんから、日々、少しずつ長さや角度を変えて、ご自分の顔のバリエーションを楽しみましょう。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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