成人式では、当スクールの卒業生やスタッフが、
必死に頑張ってくれていました。
さて、そんな成人式ですが、
毎年、人気ヘアメイクの傾向に変化が見られます。
去年のような花魁風着付けは今年はさほど多くなく、
わりとナチュラルでキュートなヘアメイクや着付けを
好まれる新成人の方が多かったです。
色でいうと、ピンク系のメイクをしてみたい、
という方が多かったですね。
そこで今日は、そんなピンクをメイクに取り入れる場合のコツについて、
お話していきたいと思います。
なんといっても、ピンク、オレンジ、イエローは、
今年の春にトレンドとしてやってくるキーカラーです。
ぜひ、今のうちから使いこなせるようにしておきましょう。
さて、メイクにおいてピンクを使う場合、
特にそれを目元に使う場合、
気に入ってピンクを毎日のように使っている人と、
どうもうまくいかなくてピンクを敬遠してしまっている人と、
両極端に別れるようです。
気に入ってピンクを日々使っている人の中では、
本当に似合っていて上手に使えている人と、
似合っているかどうかは別として「ピンク」＝「キュート」という
方程式を信じてやまない感じで使い続けている人に分かれます。
どうもうまくいかなくてピンクを敬遠してしまっている人の中では、
似合うピンクに出会えていない人と、
上記のように「ピンク」＝「キュート」なんだという思い込みが、
逆に自分にはピンクなんて・・と決めつけてしまっている人に分かれます。
よくも悪くも、
ピンクという色には色々な効果があるわけですが、
それらのエッセンスを
上手に使いこなしていく事が大事になってくるのです。
まず、ピンクと言う色にも様々な種類が存在します。
濃いピンクもあれば、薄いピンクもある。
オレンジが混ざったようなサーモンピンクもあれば、
青が混ざったような紫寄りのピンクもある。
ですので、必ず自分に似合うピンクは存在します。
しかしながら、それは２次元での世界のこと。
つまり、自分の肌の色に似合うピンクは必ず存在するのですが、
それが３次元になるとまた、話しは変わってきます。
簡単に説明しましょう。
肌の色に合うピンクを見つけるというのは、
さほど難しくありません。
なぜなら、あらゆるピンクを試してみればいいからです。
もちろん、
カラー診断などを受けることによって見つけることもできますが、
自分で様々なピンクを合わせてみて実験すれば、
その中でも似合うものと似合わないものがあることに気づきます。
実際にたくさんのピンクのコスメを買うのは困難なので、
テスターでまかなってみましょう。
しかし、問題は、顔には立体があるということです。
つまり、色味的には肌にばっちり合っていても、
まぶたを腫れぼったくみせてしまっていないかも大事ということなんです。
それが、平面の２次元、立体の３次元、ということなんですね。
メイクは常に３次元で考えていかなければなりません。
自分の肌には似合うピンクだけれど、
なんだか腫れぼったく見えてしまうという場合は、
プラスして黒や濃いブラウン、もしくはネイビーなどの、
ダークカラーのアイシャドウを併用し、
アイラインやマスカラなどもしっかり使うことによって
中和させていくテクニックが必要となってきます。
イメージ的なことで言うと、
上記に書いた通り、
ピンク ＝ キュート
という方程式が無意識のうちに出来上がっている人が多かったりします。
確かに、それはその通りだと思います。
しかし、それをそう決めつけてしまって、
自分には縁遠いと思い込むのはもったいない気がします。
ピンクには、女性らしさを表現する効果がありますが、
それが少女らしさを表現するのか、
大人の女性らしさを表現するのか、
それは、あなた次第だったりするのです。
ピンクのアイシャドウを使うという部分以外の、
ヘアスタイル、ファッション、仕草、物腰、それによって、
つけたピンクが可愛らしさを発揮するのか、
色っぽさを発揮するのかが変わってくるのです。
どうでしょうか。
自分がピンクを使いこなす。
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