目次
皆さんは眉カットをどのくらいの頻度でされていますでしょうか。
眉毛の伸びる速度は、個人個人で様々ですから、3日に1回はカットしなきゃという方もいれば、1週間に1度で十分という方もいるでしょう。
私は多くの方の眉毛を見ていますが、平均的な頻度としては、眉尻部分は3日に1回、眉頭、眉中は週1回くらいのペースで行うのがちょうどいいように感じます。
今回は、多くの方の日常ルーチンである眉カットを、より美しく、理想通りに行うためのテクニックについて、いくつかのアイテムを取り上げながら解説していきます。
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眉カットアイテム①眉専用のハサミ
眉毛を美しく整えるためのアイテムとしては、まず最も必要なのが、眉用のハサミです。
なるべく繊細な毛も捕らえられるよう細身のハサミを選びましょう。
眉専用でないハサミでカットするのは、高い確率で失敗を招いてしまうのでお勧めできません。
眉カットアイテム②アイブロウコーム
次に必要なのが、アイブロウコームです。
眉毛全体の濃さを調整するには、毛足の長さをカットする必要がありますが、切り過ぎない為にも、コームを当てて毛足の長さをカットするのがベター。
利き手にハサミ、反対の手にコームというように、両手を使って作業することになるので、慣れるまではぎこちない感じになってしまうと思いますが、コームを使わずにフリーハンドで行うよりは成功率が上がります。
眉カットアイテム③電動シェーバー
そして、あると便利なのが電動シェーバー。
眉用の小さいヘッドのものがお勧めです。パナソニック製のフェリエなどが代表格でしょうか。
まぶたに生えている余分な毛や、眉毛の上に生えている産毛などは、ハサミである程度の形を整えた後に、電動シェーバーで一気に整えてしまいましょう。
電動シェーバーの良いところは、ファンデーションを塗っている状態でも使えるという点と、肌への負担が少ないという点です。
時々お顔剃りをされるという方も、通常のカミソリよりも電動シェーバーの方が、お肌に優しくてお勧めです。
眉カットに毛抜きは使う?
原則として、毛抜きはあまり使用しません。
まぶたに数本、濃くて余分な毛が生えている時は使用してもいいでしょう。
しかし、繊細な皮膚に生えている繊細な毛を抜くというのは、肌に対して負担をかけることになりますし、炎症を起こすこともあります。
眉毛を抜いた部分が、ニキビのようになってしまった経験はありませんか?
眉毛を抜く行為は、一度慣れると癖のようになってしまうので、なかなか止められない方も多いようですが、早いうちにハサミ&電動シェーバー派に切り替えましょう。
早速チャレンジ!眉カットの手順
さて、ここまでは使うアイテムについて説明してきましたが、眉カットをする手順もとても大事です。
正しい手順で行うだけで、失敗を防ぐことができるのです。
眉カットの正しい手順は、
・濃くてもいいので理想の眉毛をまずは描く
・眉毛の上に生えている余分な毛をカット
・眉毛の下に生えている余分な毛をカット
・コームを使用して、眉全体の毛足の長さを整えて濃さを調整
・まぶたなど周りに生えているさらに余分な毛を電動シェーバーで処理
です。
この手順で行うことで、カットのし過ぎ、穴をあけてしまうなどの失敗を避けることが出来ます。
特に大事なのが「眉毛の下よりも上を先に整える」という点です。
毛が生えている向きを考慮すると、この順番でカットした方がベターなのです。
もちろん、眉尻のある一部分だけをカットすればいいという方や、眉頭のある一部分だけをカットすればいいという方などは、あまり手順は気にならないかもしれませんが、眉毛がかなり伸びた状態からカットをする方は、手順を守ることがとても大事です。
眉毛はお顔の額縁と言われるほど、第一印象を大きく左右する大事なパーツです。
なるべく失敗を避ける為には、正しい道具、正しい手順を心がけることが大切なのです。
ぜひ一度、眉のお手入れ方法を見直してみて下さいね!
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AI TERANAGANE(寺長根愛)
札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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