今日は、メイクの仕上がりを大きく左右する

「フェイスブラシ」持ってますか？

皆さんは何本くらいのメイクブラシを揃えていますか？

普段のメイクの場合なら、
それほどたくさんのブラシが必要というわけではありませんが、

意外と、たくさんブラシを持っているという人でも、
フェイスブラシだけは持っていない、という方が多いようです。

フェイスブラシって、
何のために使うのか、
使い道がよく分からないくせに値段が高い・・・

「でもプロのメイクさんって、
そういう大きいブラシ持ってるよなー」

「あるといいんだろうけど、
使い道がよくわからないし、高いし、まぁいいや・・・
だったらこっちの新色アイシャドウの方が欲しいし。」

というような存在ではないでしょうか。

しかし、そういうアイテムこそ、
実は、メイクの仕上がりに大きく差を生み出すのです。

フェイスブラシの使い道とは？

まず、ベースメイク仕上げ段階において、
フェイスパウダーを塗った後、
余分な粉分を払うために使いますね。

しかしそれは、余分な粉分を払うだけではなく、
顔につけた粉分をきちんと肌に密着させるためにも
必要な行為なのです。
それだけでベースメイクはかなり崩れにくくなります。



また、顔全体にパールパウダー等を
かぶせたい時に使うという役割もあります。

フルメイクが仕上がった後、肌にもう少し艶感を出したいとなった時、
大きいブラシがないと上手にできません。
そんな時に活躍するのがフェイスブラシなのです。

そして、アイシャドウなどが目の下に落ちてしまった時に払うという
大事な役割もあります。

フェイスブラシを選ぶ際のポイント

フェイスブラシのように、
顔に大きな面積であたるものほど、
上質の毛のものを使うことが大事です。

毎日肌にあてるものですから、
毛が硬くてチクチクするものは、
肌に大きな負担をかけてしまうことになります。

フェイスブラシを使った裏技テクニック！

顔全体へツヤっぽさをブラスした時の裏技として、
こういうテクニックがあります。

キラキラしたフェイスパウダーが手元に無く、
通常のマットなフェイスパウダーしかないという場合。

そんな時は、ラメ入りのアイシャドウを使います。
（ホワイト、ゴールド、薄いピンクなどの色味が強くないもの）
ラメが強ければ強い方がいいです。

そのアイシャドウを綿棒かなにかで少しつついて、崩します。
その崩した分の粉と、
ほんの少量のフェイスパウダーを混ぜてしまいます。
（耳かき2杯分くらいの少量）

そして、それをフェイスブラシに取り、
顔全体にのせていきます。

そうするとラメ入りのフェイスパウダーを使ったときと
同じようなツヤ肌が出来上がります。
ぜひお試し下さいね！



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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。