デパートの一階を見ていても、
数え切れない種類のアイシャドウが売られていて、
何を基準に買えばいいのか、
なかなか分からないという方は多いと思います。
同じブランドのものを使っていても、
塗りやすい色と、塗りにくい色があったり。
同じ色味を揃えてみても、
ブランドによって塗りやすかったり、塗りにくかったり。
もしかしたら、
今まで、いまいちしっくりこなかったアイシャドウは、
似合ていなかったのではなくて、
使いこなせていなかっただけかもしれません。
アイシャドウは、色と質感によって、
塗りやすいものと、塗りにくいものがあります。
それを知っておくだけで、
アイメイクに対する意識が大きく変わるでしょう。
では、具体的な説明をしていきます。
・マットでダークな色
・マットで明るい色
・パールやラメが入っていてダークな色
・パールやラメが入っていて明るい色
この中で、最も塗るのが難しいのは、
一番上の
・マットでダークな色のアイシャドウ
です。
例えば、
・マットなダークグレー
・マットなダークパープル
・マットなネイビー
上記のような色味を使ってみたところ、
アイメイクが失敗に終わってしまったという経験、ないでしょうか。
マットかつダークな色味というのは、
ムラなく奇麗なグラデーションをつくるのが難しいため、
似合わないというよりも、上手に塗れなくて、
なんとなく目元がくすんだ感じになってしまうことが多いのです。
逆に、パールやラメが入っているキラキラした質感で、
明るめの色というのはムラが目立ちにくく、
さほど慎重に塗らなくても、わりと簡単に塗れちゃいます。
では、マットでダークな色のアイシャドウは
どのように塗れば成功するのでしょうか。
まずは、使う道具をきちんと選んでいきましょう。
指で塗るのはNGです。
よほど指塗りに慣れている人でなければ、
細かい部分まで指先が届きにくいので、
ムラになりやすいです。
おすすめなのは、アイシャドウブラシ。
「コシのある毛質の平筆」を選びましょう。
意外に思われるかもしれませんが、
フンワリ柔らかすぎる毛質はNGです。
コシのある毛質の平筆で、
細かいストロークで少しずつ少しずつ、
力を抜いて、丁寧に塗る。
ブラシを肌に対して立てず、
寝かせて当てるのがポイント。
そして、さらに大事な部分があります。
まぶた部分のベースメイクを見直してみましょう。
上下まぶたともに、
ファンデーションやフェイスパウダーを、
きちんとキワまで塗っているでしょうか。
まぶたにファンデーションが塗られていないと、
アイシャドウもムラづきになりますし、
フェイスパウダーの量が少ないと、
これまたムラづき、崩れ、ヨレの原因になるのです。
ここは意外と盲点な部分ですので、
いつも、アイメイクが崩れてしまうという方は特に、
注意をしてみてくださいね。
ちなみに、
・マットでダークな色
・マットで明るい色
・パールやラメが入っていてダークな色
・パールやラメが入っていて明るい色
の中で、最も簡単に綺麗に塗りやすいのが、
・パールやラメが入っていて明るい色 です。
ですので、塗りにくいとされる、
「マットでダークな色」を塗る前に、
ベースカラーとして、
「パールやラメが入っていて明るい色」を塗っておくと、
「マットでダークな色」も塗りやすくなります。
例えば、
１色目 ゴールド
２色目 マットなネイビー
という組み合わせや、
１色目 シルバー
２色目 マットなダークパープル
といった組み合わせ方です。
ぜひ、トライしてみてくださいね！
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