さて、今日の本題に入ります。

下まぶたの粘膜にはペンシルライナー！

下まつ毛が生えている部分よりも内側の、
やや湿った粘膜部分です。

この部分にメイクをするというのは、
主に「アイライナーペンシルでアイラインを引く」
ということを指します。

粘膜部分には、
リキッドアイライナーやアイシャドウは適していませんので、
必ずペンシルアイライナーを使うようにしましょう。

下まぶたの粘膜メイクにおすすめの色は？

シルバー、ゴールド、ホワイトなどの
明るい色のペンシル、

ブラック、ブラウン、ネイビーなどの
暗い色のペンシル

というように、
明るい色と暗い色の２グループに分けて考えます。

明るい色のアイライナーを
下まぶた粘膜に引くのが似合うタイプは、
正面を向いたときに、
黒目の下の縁が下まぶたに隠れているタイプの方。

つまり、黒目の下に白目部分が見えないタイプの方です。

逆に、暗い色のアイライナーを
下まぶた粘膜に引くのが似合うタイプは、
正面を向いたときに、
黒目の下の縁が下まぶたに隠れず、縁が見えているタイプの方。

つまり、黒目の下に白目部分が見えるタイプの方です。

このようにして、正面を向いたときに、
黒目の位置がどうなっているのか、
黒目の下の縁が見えているか、隠れているかによって、
下まぶた粘膜に引くアイラインの色を変えると良いのです。

是非、鏡で正面顔をチェックしてみて下さいね！

落ちやすい下まぶたのアイライン。対策は？

どうしても取れやすいと感じる方は多いと思います。

粘膜という性質上、どうしてもやや湿り気のある部分なので、
朝メイクしてから夜まで全く落ちないというのが難しい部分です。

なので、お化粧直しの時に、引き直す必要も出てきます。

ただ、以下の点に注意することで、
落ちにくくすることが可能です。

・なるべく芯の堅いペンシルを使う。
　→やや描きにくさはありますが、にじみくいのです。

・引く前に綿棒で粘膜部分を拭い、
　湿り気を無くしてから引く。
　→お化粧直しの時も、です。

短時間で目元の印象を変えられる下まぶたメイク！

なんとなく上級者向きのような気がして、
一度もしたことがないという方も多いのですが、

ここにメイクを施すことで
目元の印象を大きく変えることができるのです。

かかる時間は、１分以内。

是非、挑戦してみて下さいね♪



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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。