ここ札幌は、数日前まで雪が降る寒さで、
桜の開花もまだ訪れていません。
春が来ないまま、夏が来てしまいそうな天気ですが、
そんな気候もまた愛でる価値があるのでしょう。
常に、人は地球と共存しています。
今、お互いのこの現状を見据え、愛でること。
それが大事なことなのかなと、ふと思ったりしています。
さて、今日も早速本題に入っていきましょう。
昔いれた眉のアートメイクを
修正したいと考えている方は少なくありません。
しかし、これから眉のアートメイクを入れようと思っている方も、
少なくありません。
そこで、再びアートメイクというものについて、
個人的な視点も含まれていますが、
お話していこうと思います。
アートメイクというのは、
簡単に説明すると、入れ墨とかタトゥーと同じ原理で、
眉やアイライン、リップラインなどを描いていくというものです。
皮膚の内部に色素を注入していくので、
つまりは洗顔しても落ちません。
皮膚内部のどのくらいの深さまで色素を注入するのか、
又は使う色素の濃さによって、
アートメイクの持つ年数が変わってきたり、
仕上がりの濃さがぐんと変わってきます。
アートメイクがより身近になり、
価格も安くなってきたため、
「お化粧が楽になる！」と気軽な感覚で
アートメイクをする人が増えて来ています。
しかし、気軽にアートメイクを入れてしまって、
後悔してしまう人もいます。
アイブロウペンシルで眉を描くのとは全く別の感覚ですので、
もし入れたいとお考えの人は、
じっくりと考えてから決断されることをお勧めします。
眉近辺の筋肉というのは、
表情筋の動かし過ぎで発達したり、
逆に動かさないことで衰えたりと、
年齢とともに大きく変化する部分です。
つまり、眉の位置というのは、
年齢とともに上がったり下がったりと、
高い確率で多くの方が変化していく部分なのです。
その時に、皮膚にアートメイクが入っていたら、
当然、皮膚の変化とともに
アートメイクの位置や形も変わってきます。
しかも、右眉と左眉が平等に変化していくとは限らず、
右眉だけが下がっていったり、
左眉だけが上がっていったりと、
左右不対称な変化を遂げて行くことも多くあることです。
そうなったときに、
アートメイクを除去したいと思う人が多いようなのですが、
皮膚内部に埋め込まれた色素は、
そう簡単に奇麗に取れて元通りになるわけではなく、
それ相応のリスクを背負わなければなりません。
もし表情筋が年齢と共に変化していったとしても、
アイブロウペンシルで左右の眉が同じく見えるように描き、
余分な眉毛もカットすれば、
そういった表情筋のズレを目立たなくする事もできるのです。
アートメイクではなく、通常のメイクなら。
ですので、私の個人的な見解ではありますが、
アートメイクを入れた方がメリットが大きい場合というのは、
年齢を重ねていくとともに老眼がでて来て、
遠くも近くも見えづらくなり、
眉を描くことやアイラインを引くことが、
物理的に難しくなったり、
精神的に憂鬱に感じてしまったり、
そういう時にはアートメイクという選択肢もありだと思います。
そうすることで、再び自分に自信が持てて、
表情が笑顔になるのであれば、
それは最高に大きなメリットがあると言えるでしょう。
しかし、まだ老眼が出てきているわけでもなく、
「ただメイクをするのが億劫」という理由で
アートメイクをされるた場合、
やはり後悔してしまっているケースが多いのが現状です。
朝、たった１０分早起きすれば解決することであれば、
アートメイクではなく、
まずは眉を綺麗に描く練習をしてみてください。
そうした努力をされてからの選択肢で十分でしょう。
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