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COLUMN

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主となる軸は変わらない

「メイクをメイクとして考えない方が、うまくいく。」
これは、私が4年前くらいに、
セミナーのテーマとして掲げていたものです。
そのことを以前に書いた内容が、
今ふと目に止まりました。
ぜひ、改めてシェアさせて頂きたいと思います。
私の場合、
メイクの理論を「食べ物」に例えて説明することが多いのですが、
メイクのことを分かろうとした時、
それらを一度メイク以外のものに例えてみると、
とってもわかりやすいことがあります。
何に例えるのかは、
それぞれ皆さんの身近なもの、
得意なものでいいと思います。
料理が好きなら、食べ物。
ガーデニングが好きなら、土や水。
裁縫が好きなら、生地。
音楽が好きなら、メロディラインやベースライン。
文学が好きなら、文章を書く際の構成。
へ?そんなものに例えられるの????
と、思われるかもしれませんが、
ようは、メイクが上手になれるかなれないかというのは、
それについて、どれだけ理論的に考えられるか、です。
メイクはセンスだけが大事なわけではないので、
話は戻りますが、メイク以外に特技があるならば、
それらにメイクを例えて考えていけばいいのです。
具体的には、こんな感じです。
「料理が好きなら、食べ物。」
餅を濡らしてきな粉をまぶしたら、
きな粉が黒く変色しますね。
これは、リキッドファンデーションがフェイスパウダーに馴染んで、
一段肌が黒ずんで見えるのと同じ原理です。
あまり濡れていない餅にきな粉をまぶしても色は変わりませんが、
かなり濡れた餅なら、一気にきな粉が黒ずみます。
同じ様に、リキッドファンデが薄く伸ばされていると、
フェイスパウダーの色味はあまり変わりませんが、
厚めにリキッドファンデが塗られていると、
時間が経つとともに、フェイスパウダーが黒ずんできて、
顔色が一段暗くなったように見えます。
また、スポンジケーキに生クリームを平に塗る作業と、
口紅を唇に塗っていく作業は、同じ要領です。
ムラができないように優しく塗る。
生クリームを塗るヘラを寝かせて撫でていくように、
リップブラシも肌に寝かせて優しく撫でる様に口紅を塗ります。
さらに、天ぷらの衣をつくるとき、
小麦粉をたくさんいれると、ごろんごろんの堅い衣が出来上がります。
ファンデーションやクリームアイシャドウ、口紅等のメイク用品も、
粉分が多く含まれているほど堅くなります。
メイク用品において、粉分というのは色素を指しますので、
堅ければ堅いほど、発色が良かったり、
カバー力に優れていたりします。
「ガーデニングが好きなら、土や水。」
まずは、栄養のある土でなければ、
健康な植物が育たないということ。
肌も同じ様に、健康な肌であることが
メイクの仕上がりを美しくすることにつながりますし、
また、きちんと内部から栄養を取る事によって、
健康な肌が育ってくるのです。
水をやり忘れてしまうと、土の表面が乾いてきます。
乾いた土というのは、全体的に白っぽく変色してきます。
逆に、きちんと湿った土は、全体的に黒味が増します。
お肌も同じ様に、
乾燥がひどくなってくると、ファンデーションを塗っても
なんだか白っぽく浮いたような仕上がりになってしまいます。
乾燥がひどくなると、土にはひびが入る様に、
お肌にもシワが出来てしまいます。
「裁縫が好きなら、生地。」
ベルベットの生地は、なぜ柔らかそうに見えるのでしょう?
サテンの生地は、なぜ堅そうに見えるのでしょう?
それは、その見た目にあります。
起毛素材のマット感、サテンのパール感が、
それぞれ柔らかい雰囲気と、堅そうな雰囲気を作り上げます。
メイクも同じです。
マットな質感は柔らかさを。
パールの質感は堅さを表現することができます。
頬がこけているのであればマットなベースメイク。
丸顔をシャープに見せたいのならばパールのベースメイク、
というように。
「音楽が好きなら、メロディラインやベースライン。」
メロディラインをポイントメイクに、
ベースラインをベースメイクに、
パーカッションをラメ等の小物アイテムに。
そう例えると、音楽のバランスとメイクのバランスも
似ていることに気付きます。
ベースラインが安定しないのに、
メロディばかり音数が多いと、
なんとも落ち着きの無い音楽に聞こえますし、
ベースの音ばかりで、メロディラインが聞こえてこないと、
なんともつまらない音楽に聞こえてきます。
また、パーカッションばかりがうるさいと、
「南国??」という雰囲気になってしまいます。
メイクと共通する部分がとても多いですね。
「文学が好きなら、文章を書く際の構成。」
私は文章を書くとき、やはり頭の中に起承転結を描いてから、
文章を書き始めます。
ある程度の道筋を立てておかないと、
最終的な結末が予想外の方向へ行ってしまうことがあるからです。
しかも、同じ事を2回書いてしまったり、
いつも文末表現が似かよってしまったり。
メイクも同じです。
始める前に、頭の中に仕上がりイメージが出来ている方が、
迷いの無い、美しい仕上がりとなります。
そして、そうすることによって、
毎日同じメイクから脱却することができるのです。
こう考えてみると、メイクに対して、
「特別なもの」とか「特殊なテクニックが必要」とか、
今までそう思っていたのが、実はそうじゃないということに気付きます。
メイクというのは、
ただ単に、化粧品を使うということであって、
ただ単に、キャンバスが顔ということであって、
手法っていうのは、
料理や絵画や裁縫や栽培と何ら変わりのないものなんです。
そうやって視野を広げて考えることで、
メイクに対する先入観を無くし、
テクニックの引き出しを増やすことができるのです。
そして、もっとメイクのモチベーションを上げよう!

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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