内容を拝見しながら掲載順を決めております。
メールの到着順ではありませんが、
全ての質問をこちらで掲載していきますので、
ご質問を送って下さった方は、
ご自分の質問が取りあげられるまで少々お待ち下さいね。
本日は、キリンさんから頂いたご質問メールを取りあげて参ります。
＊＊＊ 頂いたご質問はコチラ ＊＊＊
こんにちは。いつもメルマガを隅から隅まで熟読しています。
早速質問ですが、教えていただきたい事が二つあります。
質問その１
【ハッキリした顔立ちのナチュラルメイクについて】
私は顔・目・鼻・口、全てのパーツが大きくて、
まぶたはくっきり二重、眉も濃くまつ毛も長いハッキリした顔立ちです。
しかもエラが張っているので、やや男性的な顔立ちかもしれません。
ちょっとマスカラを塗っただけでまつ毛がフサフサになるし、
輪郭が四角いせいか、チークをふんわり入れても
どこかしっくりきません。
ナチュラル系の服装が好きなので、
あまりしっかりメイクしている印象にはなりたくないのですが、
ちょっとマスカラを塗っただけで、しっかりメイクに見えてしまいます。
でも、マスカラを省くと顔がぼやけるので、
いつもまつ毛の根元だけに塗ったり、
ブラウンなど優しい色のマスカラを選ぶようにしています。
ふんわり可愛くチークを入れられないのも悩みです。
ハッキリ顔のナチュラルメイクのコツを教えてください！
質問その２
【粘膜に引くアイラインについて】
目元が元々クッキリしているせいで、
まぶたにアイラインを引くとすごくメイク感が出てしまいます。
なので、粘膜にだけ細くアイラインを入れようと、
ペンシル型（鉛筆タイプ・繰り出しタイプ両方）と
リキッドタイプで引いてみましたが、
いずれも全く粘膜に色が付きませんでした。
リキッドに至っては、液が眼球側に染みるのか
目がゴロゴロしてしまい、
もっと練習したくても目に悪そうで怖くて練習できません。
何度もメルマガで取り上げていただいているテーマだと思いますが、
再度粘膜へのアイラインの引き方について教えてください。
＊＊＊ それではお答えしていきます ＊＊＊
【ハッキリした顔立ちのナチュラルメイクについて】
＞私は顔・目・鼻・口、全てのパーツが大きくて、
＞まぶたはくっきり二重、眉も濃くまつ毛も長いハッキリした顔立ちです。
それはそれでとても羨ましいと感じる方も多いことと思います。
＞しかもエラが張っているので、やや男性的な顔立ちかもしれません。
エラが張っているというのは、
東洋人の意識の中ではマイナスのイメージを持たれることが多いのですが、
西洋人の意識の中では
「エラが張っているのは美人の条件」と言われる事もあるほど、
プラスのイメージだったりします。
＞ちょっとマスカラを塗っただけでまつ毛がフサフサになるし、
これもまた、羨ましいと感じる方が多いでしょう。しかし、
＞ナチュラル系の服装が好きなので、
＞あまりしっかりメイクしている印象にはなりたくないのですが、
ということなので、
ナチュラル顔に見えるメイク法も習得したいということですね。
＞ちょっとマスカラを塗っただけで、しっかりメイクに見えてしまいますが、
＞マスカラを省くと顔がぼやけるので、
＞いつもまつ毛の根元だけに塗ったり、
＞ブラウンなど優しい色のマスカラを選ぶようにしています。
この手法は正しい選択肢であると思います。
＞ふんわり可愛くチークを入れられないのも悩みです。
ふんわりと可愛らしく入れるチークの手法というのは、
読んで字のごとく、
顔立ちを「ふんわり可愛らしく」見せるための手法です。
つまり、イメージ付けするためのチーク法であり、
骨格を修正するチーク法ではありません。
エラが張っているということを気にしていながら、
イメージ付けのチークしか入れていないということになりますので、
それが「しっくり来ない」原因になっていると思われます。
答えといたしましては、
・エラが張っているということを修正する「骨格修正チーク」と
・ふんわり可愛らしく見せる「イメージ優勢チーク」の
両方のチークを重ねていれるということになります。
具体的な方法を説明しましょう。
チークは２色使います。
やや暗めの色と、肌よりも明るく見える色の２色を用意します。
ピンク系でもオレンジ系でもOKですが、同系色で揃えた２色にしましょう。
骨格修正チークは、やや暗めの方の色を使います。
頬の真ん中と、エラが最も張っている部分を結ぶラインでチークを入れます。
つまり、頬の真ん中から斜め下にさがった形でチークが入ります。
実行するまでは、斜め下という形に違和感を感じるかもしれませんが、
実行してみると、さほど違和感はありません。
エラ部分が引き締まって見えてきます。
まだこの段階では、顔に「可愛い」というイメージは付いていません。
骨格修正をしただけです。
そこからさらにイメージ優先チークを明るい色で重ねていきます。
頬の高い部分に丸く、チークを重ねていきましょう。
これで、骨格修正とイメージ付けの両方がなされたことになります。
このようにして、
骨格修正とイメージ付けの両方を行う場合は、
必ず骨格修正を先に行うようにして下さい。
＞ハッキリ顔のナチュラルメイクのコツを教えてください！
パーツのそれぞれの華やかさを、
メイクにおいて優しく中和させるということも大事ですが、
ハッキリ顔を優しく見せる為に大事なことがもう１つあります。
それは「顔の立体感、凹凸をなるべく無くす」ということです。
顔立ちがハッキリしている方は、
顔のパーツのそれぞれの作り以外に、
鼻筋の通り具合や、まぶたのくぼみ具合、額の出具合など、
顔の凹凸も平均よりくっきりしていることが多いです。
この凹凸感をメイクによって無くすことで、
顔の印象というのは一気に柔らかくなっていきます。
例えば、通常ならばノーズシャドウを入れる部分にハイライトを入れる。
こうすることで、鼻筋の影が消え、目元の印象が明るく柔らかくなります。
まぶたのくぼみもそうです。
なるべく明るい色のアイシャドウをくぼみに入れ、
へこみ、影を払拭していくのです。
ベースメイクもパールものは使わず、
マットに仕上げた方が顔立ちが柔らかく見えます。
【粘膜に引くアイラインについて】
＞目元が元々クッキリしているせいで、
＞まぶたにアイラインを引くとすごくメイク感が出てしまいます。
＞なので、粘膜にだけ細くアイラインを入れようと、
＞ペンシル型（鉛筆タイプ・繰り出しタイプ両方）と
＞リキッドタイプで引いてみましたが、
＞いずれも全く粘膜に色が付きませんでした。
＞リキッドに至っては、液が眼球側に染みるのか
＞目がゴロゴロしてしまい、
＞もっと練習したくても目に悪そうで怖くて練習できません。
まず、粘膜部分にリキッドアイライナーは使わない方が良いです。
リキッドアイライナーは性質上、粘膜部分には不向きです。
やはりペンシルタイプが最も適しています。
繰り出し式よりも鉛筆タイプの方がお勧めです。
繰り出し式よりも鉛筆タイプの方が、
芯が柔らかく作られているからです。
それでも、鉛筆タイプでも芯の硬いものもありますから、
ご自分が使っていた鉛筆タイプのアイライナーが、
柔らかい芯であったかをチェックしてみて下さい。
色鉛筆のような硬さではなく、クレヨンのような柔らかさが理想です。
また、アイラインを引く直前に、
必ずシャープナーで削ることも大事です。
時間が経つと芯先の表面が乾燥していることがあるので、
削り立ての芯先の方が色が乗りやすくなります。
また、芯先を立てて描こうとすると色が乗りにくい傾向があります。
芯先ではなく、芯の側面を粘膜に当てるようにして、引いて行きましょう。
一本線で描こうとせず、細かく左右に動かしながら描いて行く要領です。
描く前に粘膜部分の湿り気を綿棒で拭っておくのも１つの対策です。
＊＊＊
いかがでしょうか。
皆様にとってもお役に立てる回答であれば幸いです。
それでは、明日からもどんどんご質問にお答えしていきますので、
楽しみにお待ち下さいね！
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