目次
今日は、リップメイクにおいて、唇の形を修正するにはどうしたらいいのか?というお話をしていきます。
赤や艶やかピンクなど、はっきりとした色を口元に使う場合、今迄気にならなかった唇の厚みや形が、どうしても気になってくる、という方もいるでしょう。
そんな時、唇を少し薄く見せられたら・・・。そんなテクニックをご紹介します。
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厚めの唇を薄く見せるテクニック
さて、もともと薄い唇を厚めに描くのは、さほど難しくありません。
リップライナーや硬めの口紅を使って、丁寧にオーバーリップを描いていきます。
しかし、もともと厚めの唇を薄めに見せたいという時が、やや難しいテクニックとなってきます。
この場合はコンシーラーを使い、もとの唇の輪郭を消すところから始まるのですが、このときに大事なポイントがいくつかあります。
1つずつ説明していきましょう。
コンシーラーは必ず硬い固形のものを
唇というもともと赤味のある部分を消すのですから、きちんとしたカバー力のあるものでなければなりません。必ず固形の硬いコンシーラーを使って下さい。
お勧めはこちら。
唇全体を塗らず、必要最低限の面積の抑える
唇の赤味を消すためにコンシーラーを使うわけではないので、はみ出るであろう輪郭だけをカバーして下さい。必要以上に唇の内側まで塗り過ぎないことが、美しいリップメイクを長持ちさせるコツです。
ベースメイクの段階で行う
ベースメイクの途中段階でコンシーラーを使うときに、同時に唇の輪郭も消してしまいます。そして、フェイスパウダーを乗せるときに、その唇の輪郭部分にも、しっかりとパウダーをのせるように意識して下さい。
このようにして、唇の輪郭をカバーし、薄い唇を演出することができます。
もちろん、日によって行うという意識で良いと思います。
厚みのある唇もセクシーで素敵ですし、薄い唇も清楚で素敵なのです。
ですから、メイクによってその両方を使い分けられたら、それがベストなわけです。
唇の厚みカバーメイク、持ちを良くする4つのポイント
さて、唇の厚みをコンシーラーでカバーした場合、それを長時間持たせるために気をつけるべきことがあります。
それは、以下の4点です。
・必ずリップペンシルを使う
・グロスの塗り過ぎに注意する
・唇を不用意に舐めたりしない
・唇を不用意に拭き過ぎない
グロスを塗り過ぎると、常に唇の上に油分が乗っかっていることになりますので、どうしてもリップメイクの持ちが悪くなってしまいます。
唇の輪郭を消している時は、なるべくグロスを使い過ぎないようにし、塗るとしても唇の中心だけに控えておきましょう。
唇を舐めない、拭き過ぎないというのも、「当たり前」と思われがちですが、意外と無意識のうちに行ってしまっている行動です。
また、食事をした時に、口元に食べ物が付いていないか気になるのは仕方が無いのですが、できれば、口元を拭かなくても、食べ物が付かない食べ方を習得する方がスマートです。
美しいメイクを長持ちさせるためには、日常生活において、制限される行動が増えます。
顔を触らない、
掻かない、
鼻を噛まない、
目をこすらない、
口を拭かない。
しかし、それをしなくても良い動作、仕草こそが、女性らしいスマートな印象を与えるものです。
ぜひ、試行錯誤をしてみて下さい。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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