結婚式シーズンの６月まで、もう少し。
もう既に、結婚式の招待状が
お手元に届いている方も多いのではないでしょうか。

ちなみに北海道は、
６月よりも１０月の方が結婚式の件数が多いです。

結婚式でのお召し物ですが、
最近は和服を選ばれる方がとても増えてきています。

年齢問わず、
和服に興味を持っている方が増えてきたのでしょう。

当サロンにいらっしゃるお客様の中でも、
和装のヘアメイクをご希望される方が多くいらっしゃいます。

今日お伝えするのは「現代式和装メイク」です。
和装メイクの良い部分も残しながら、
洋装メイクの要素も取り入れて、
古く見えない和装メイクをしていきましょう。

まずベースメイクにおいて気をつけるのは、色味です。

和服というのは、それだけで艶やかなイメージです。
イエローオークル系のファンデーションを使うと、
顔が地味に見えてしまう事があります。

ピンクのコントロールカラーを使うか、
ピンクオークル系のファンデーションを使って、
ピンク系のベース作りを心がけましょう。

そして、着物のボリューム感に負けないように、
ある程度厚みのあるベースメイクを仕上げるようにします。

ナチュラルすぎると、すっぴんのように見えてしまって、
顔がとても寂しく見えてしまうので、要注意です。

ポイントメイクの色は小物の色を参考にしましょう。

和服に合わせたポイントメイクをする時に参考になるのが、
襟元、帯、帯締、帯揚、帯留、バッグなど、小物の色です。

着物そのものの色に合わせるよりも、
小物の色をポイントメイクに取り入れると、
全体のバランスが良くなります。

そして、小物の色を見てみても、
結局なにを使って良いかが分からない場合はグリーン系を。

薄い黄緑や、深いモスグリーン、ポップなグリーンなど、
グリーンの中でも種類はありますが、
だいたいの色が、おおかたの着物にマッチします。

着物の柄のモチーフというのは
「植物」がテーマになっていることが多いので、
グリーン系が合わないことが、ほとんど無いのです。

和装の時にどうしていいのか迷ってしまうのが、
口紅の色選びではないでしょうか。

赤い口紅を塗った方がいいのかなとも思うし、
でも見慣れないから気恥ずかしい感じもするし・・・。

しかし、着物には赤い口紅と決まっているわけではありません。
控えめの色味でも大丈夫です。

ベージュ系などの控え目な色を使うなら、
質感はしっかりさせることが大事です。

色味は薄い口紅でも、
きっちり厚みを持たせて塗るということです。
（色は薄くても、塗った感は出した方が良い。）

チークに関しては、和装を意識するなら
頬の高い位置に入れるというのが本来の入れ方ですが、
それを意識しなければならないわけではありません。

丸く可愛らしく入れてもいいですし、
横水平の楕円形に入れてもいいですし、
そのときの雰囲気に合わせて入れていくといいでしょう。

シチュエーションは問わず、
結婚式以外でも和装を楽しむ方は年々増えているように感じます。

自宅で洗える手軽な着物や、アンティークの個性的な着物など、
年齢関係なく、１つのファッションとして
着物を取り入れるのは素敵な習慣だと思います。

ぜひ、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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