
公式ラインアカウントにて毎月実施している100%企画。メイクアップアーティスト寺長根愛が、皆様から頂いたご質問全てにお答えするという企画です。今日はこちらのご質問をご紹介しましょう。
《Question》
ほうれい線が気になっています。
色々努力してはいるものの、メイクであまりカバーできません。上手なカバー方法を教えて下さい!
《オーダーメイドコスメSTORE OPEN!》



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《Answer》それではお答えします!
法令線。年齢を重ねると、自分の中での悩みランキングの上位に入ってくることが多い、法令線。笑顔の表情でいる時は良いのですが、無表情になった時にも法令線が目立つようになってきたり、マスクをしている期間が長くなったことで、顔の下半分の表情筋が衰えてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
保湿、マッサージ、顔の筋トレなど、根本的に法令線を目立たなくするためのアプローチももちろん大事ですが、それに加えて、更にメイクによって目立たなくできたら嬉しいですよね。
今日は、メイクによって法令線を目立たせる方法を、2つの視点から説明してみたいと思います。その2つの視点というのは、「減らすべきもの」と「加えるべきもの」です。
法令線を目立たなくするために、減らすべきもの

それは、法令線という溝に溜まってしまうものです。
法令線というのは、物理的に言えば「溝」なんです。その溝に何かが溜まってしまうと、法令線がより目立ってしまうことになります。では、溝に溜まりやすいものとは何でしょう。
それは、油分が多いもの、粒子の大きいもの、動きやすいものです。
まず、油分が多いファンデーションを使うと、溝に溜まりやすい状態になります。法令線に限らず、全てのシワにおいて同じことが言えます。しっとりタイプのクリームファンデーションや、ツヤツヤテカテカの保湿系ファンデーションなど、油分を多く含むファンデーションは溝に溜まりやすいので注意が必要です。
そして、粒子が大きいもの。これはパウダーファンデーションがそれに当たります。パウダーファンデーションは、手軽にパッと仕上げることができるのが魅力ですが、比較的、粒子が大きいものが多いので、どうしても法令線に溜まりやすくなってしまいます。
もう一つが、動きやすいもの。つまり、ヨレやすいもの、ということなのですが、例えばクッションファンデなどの水っぽいファンデーションを使い、その上にフェイスパウダーを乗せずに仕上げてしまうと、肌の上でピタッと密着せず、肌の上で動いてしまうので、溝にも溜まりやすくなってしまいます。
では、上記のようなファンデーションは使わない方がいいの?と思われるかもしれませんが、そういうことではありません。そういったタイプのファンデーションを使う場合、法令線などの溝がある部分には塗りすぎないように、極力薄く伸ばすように意識して下さい。顔全体のベースメイクを仕上げた後、溝に溜まりそうな部分は、綿棒でポンポン抑えるようにして、余分なファンデを取っておくというのも一つの方法です。
法令線を目立たなくするために、加えるべきもの

上記のように、物理的に溝に溜まってしまいそうな要素を取り除いたら、次に加えるものは、影を払拭するものです。溝というのは、そこに影ができるから目立つのです。たとえ溝があったとしても、そこに光が当たって、影ができなければ、溝があるようには見えなくなります。
照明器具などを使って光を当てられれば手っ取り早いのですが、オンラインミーティングでも無い限り、顔に照明を当て続けることは不可能ですので、メイクで光を集めるようにしていきましょう。
そのために必要なのが、ハイライトです。液体タイプやコンシーラーを使わず(また溝に溜まってしまうので)粒子の細かいパウダータイプを使いましょう。
鼻を高く見せるためにTゾーンにハイライトを入れたりしますが、そのような大雑把な入れ方ではなく、法令線の影を狙い撃ちするような入れ方になります。細いブラシを使い、影をなぞるように入れていきます。
以下の動画は、首のシワを隠すために、影消しパウダーを乗せている動画ですが、方法は全く同じです。これを法令線に行うイメージなので、ぜひ参考にしてみて下さい。動画で使っているのは、影消しパウダーとコンシーラーブラシです。
いかがでしたでしょうか。
法令線を目立たなくするためには、その溝に溜まってしまいそうなものを減らし、その溝が作ってしまう影を払拭するために光を足す。この2つの視点での対策が効果的です。よく、法令線の影に、明るい色のコンシーラーを乗せる手法などが紹介されていたりしますが、時間が経った時に、より法令線がくっきりと目立ってしまうこともあるので、お勧めしません。ぜひ、参考にしてみて下さいね!
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