目次
今日のテーマは、「例えるならば」。
私が好きな、たとえ話シリーズです。
《オーダーメイドコスメSTORE OPEN!》
コントロールカラーを例えるならば
例えるならば、コントロールカラー(下地)を塗る作業というのは、ちょっとくすんでしまった画用紙を白く戻す作業なんです。
くすんだままの画用紙に、しっかり色を発色させるなら、絵の具を厚く塗り重ねなければならない。油絵のように。
そうしたくないから、画用紙をちゃんと白く戻す。
そのために必要なのが、コントロールカラーなのです。
ファンデーションを例えるならば
例えるならば、ファンデーションを塗る作業というのは、水彩風景画でいうところの「空」を塗る作業。
つまり、背景色を塗る作業。
空色を塗る時に、あつーくあつーく濃く塗ってしまったら、後から描く家屋や草木、人物も、しっかりはっきり描かないとバランスが取れない。
これはメイクに話しを戻すと、ファンデーションを厚く塗ったら、ポイントメイクもある程度しっかりしないと、バランスが取れないということ。
それがダメっていうわけじゃないけれど、自然なナチュラルメイクを目指す時には不向きということなんです。
だから、ファンデーションは背景色。
ナチュラルメイクを目指すなら、薄づきで良いのです。
それでも隠れないトラブルは、コンシーラーにバトンタッチするのです。
フェイスパウダーを例えるならば
例えるならば、フェイスパウダーは、粉砂糖みたいな感じより、片栗粉みたいな感じがおすすめ。
サラサラ〜よりも、しっとりタイプ。
その方が、小じわが目立たず、なめらかなお肌に近づきやすいのです。
粉砂糖よりも、片栗粉。
アイブロウペンシルを例えるならば
例えるならば、眉毛を描くペンシルって、クレヨンみたいなものじゃなくて、色鉛筆みたいなものが適している。
画用紙に、クレヨンで線を描いたのと、色鉛筆で線を描いたのと、どんな違いが出るか、想像するのは難しくないと思う。
クレヨンは、柔らかいので、発色が濃くて、力を入れればグニっと色むらも出やすい。
色鉛筆は芯が硬いので、発色が柔らかで、色むらも出にくい。
アイブロウペンシルは、色鉛筆のように、芯が硬いものの方が、自然に描けるのです。
口紅を例えるならば
例えるならば、口紅を塗る作業って、スポンジケーキに生クリームを塗る作業と似てる。
スポンジケーキに生クリームを塗るときって、ぐいぐい押しこむ感じじゃなくて、塗り込む感じじゃなくて、生クリームが平らに滑らかになるように、力を入れずに塗っていきますよね。
その感じなんです。
リップブラシは、ゴムベラの代わりです。
そうすると、ふっくらとツヤのある口元に仕上がります。
いかがでしょうか。
「例えるならば」シリーズ。
化粧品という道具も、メイクという作業も、日常のものに例えて考えるだけで、ぐんと身近なものに感じることができます。
料理でも音楽でも勉学でも、自分の好きな何か、自分の得意な何か、メイクを別の何かに置き換えて考えてみると、新しい発見があるかもしれません。
ぜひ。
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コラムの筆者、寺長根愛がプロデュースするオリジナルブランド「Ai TERANAGANE」公式ストア。オリジナルブランド「Ai TERANAGANE」の他、寺長根がセレクトしたおすすめメイクアイテムやスキンケアシリーズを取り揃えています。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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