今日のテーマは「コンシーラーの馴染ませ方」です。

コンシーラーで、何をカバーしたいのか。

何をカバーするのかによって変わります。

シミをカバーするときも、
そばかすをカバーするときも、
クマをカバーするときも、
同じ塗り方・同じ馴染ませ方では、
最大限の効果が発揮されません。

何をカバーするのかによって、
塗り方・馴染ませ方を変えてみましょう。

ソバカスをカバーしたい時

頬などに小さな点が広がった状態である「ソバカス」。
これを効果的にカバーするには、
コンシーラーのスポンジ塗りがベスト。

ソバカス１つ１つを指やブラシでカバーしようとすると、
時間もかかってしまいますし、色ムラになってしまうことも。

スポンジにコンシーラーを取り、
気になる部分にポンポン、プッシュするようにのせていきましょう。

ちなみにこの時は、厚みのある柔らかいスポンジで、
スタンプを押していくような感覚で。

あらかじめリキッドファンデーションが
染み込んでいるスポンジを使うと、尚ベストです。

シミをカバーしたい時

ソバカスよりもカバーしたい面積が広く、色が濃い場合は、
スポンジではなく、ブラシを使うのがオススメ。

小さめの平ブラシが適しているのですが、
コンシーラーブラシがない場合は、
リップブラシでも代用が可能です。

ブラシにコンシーラーをたっぷり取り、
カバーしたい部分に、しっかり塗ります。

カバーしたい部分よりも、はみ出し過ぎないように注意しながら、
きちんとカバーできる量を乗せるようにします。
（量が少なくて、塗った時点でカバーできていないのはNG）

その後、スポンジで抑えて馴染ませていくのですが、
この時は、絶対にこすらないように、伸ばさないように、
ポンポン抑えるようにしていきましょう。

この時も、リキッドファンデーションが
含まれているスポンジを使うとベストです。




クマをカバーしたい時には、
ブラシ塗りが適している場合と、指塗りが適している場合と、
２パターンに分かれます。

まず、ブラシ塗りが適しているクマは、
目頭から斜め下にはえる、線状のクマが目立つ場合。

この場合は、そのクマ線をなぞるように、
ブラシで塗っていきましょう。

スポンジ塗りが適しているクマは、
線ではなく、面のクマです。

つまり、下まぶた全体がくすんでいる状態のクマです。

この場合は、ブラシではなく、
指の腹にコンシーラーを取り、塗るようにします。

しかし、ブラシで塗った場合も、指で塗った場合も、
それを馴染ませるのは、やはりスポンジです。

これも、リキッドファンデが含まれている
スポンジを使うのがベストです。



それぞれのトラブルに適した色のコンシーラーを使うことも大事。

せっかくのコンシーラー。
宝の持ち腐れにならないよう、乗せ方、馴染ませ方のコツを掴み
最大限に効果を発揮させましょうね＾＾




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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。