さて、今日はベースメイクについて、

世間的にはベースメイクは薄付き派が多い？

薄付きのベースメイク。

基本的には、薄付きの方が崩れにくく、自然に見えて良しとされます。

確かに、日常生活においては、
朝メイクをして、夜までもたせたいという機能性を優先させることが多いでしょう。

見た目にも自然ですから、
近距離で見られたときも、作りこんだ感じが少ないというメリットがあります。

しかし、だからといって厚みのあるベースメイクがダメというわけでは、
ありません。

ラグジュアリー、ゴージャス…。非日常感を出すなら、厚みベースメイク！

いかにもメイクしました感が出たり、
崩れやすくなることがあるなど、
そういったデメリットばかりが目立ちがちですが、
しっかりとメイクされた、きちんと感が出るベースメイクとも言えます。

キーワードを当てはめるならば、
デコラティブ、ラグジュアリー、ゴージャスといった感じでしょうか。

ボリュームのあるゴージャスなファッションや、
個性的な人工的デザインのファッションなどには、
やはりそういったしっかりベースメイクがマッチしたりします。

ですので、厚みをもたせたベースメイクを毛嫌いする必要は、ありません。
それはそれで、非日常的なオーラをまとうメイクになり得ます。

しかし、全身のバランスは大事ですから、
ファッションの存在感、ボリューム具合と、
ベースメイクの厚みを合わせるように考えるとよいかと思います。

厚みベースメイクを仕上げる2つのポイント。

どのようにしたらいいでしょうか。

方法はいくつかありますが、
代表例として以下の2つをご紹介しましょう。

厚みがあるけど、ややツヤっぽさも残したい

厚みがあるけど、ややツヤっぽさも残したいなら、
固形の練り状ファンデーションもしくは、
硬めのクリームファンデーションを使用しましょう。

基本的に、パウダーファンデ意外のファンデは、
硬ければ硬いほど厚く付くと思ってOKです。

厚みがあって、しっかりマットに仕上げたい

厚みがあって、しっかりマットに仕上げたいときは、
薄付きのリキッドファンデーションの上に、
パウダーファンデーションを重ねるという方法もアリです。

この時、リキッドファンデーションも濃いものだと、
厚すぎの状態になってしまうので、
薄付きのものをチョイスするのがコツです。

ドレスアップや和装など、厚みメイクのシチュエーションを楽しんで！

いつもの日常メイクとはちょっと雰囲気を変えたいとき、
ドレスアップをするとき、和装を着られるときなど、
ポイントメイクの色味を変えるだけではなく、
ベースメイクからチェンジすると、全身のバランスがぐんとよくなり、
垢抜けオーラが出てきますよ♪

ぜひ、お試し下さいね♪



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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。