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リップを決めてからチーク


当サロンでは個人向けのメイクレッスンを行っているのですが、
そのレッスンの中で時々聞くご要望というのが、

「テレビや雑誌に出ている、芸能人やタレントさんのような、
ナチュラルなのにちゃんとメイクしてる感じにしてみたい」

というような内容です。

テレビを通してみると一見ナチュラル。
でもちゃんとした感じには見える。

その調度よいメイクってどのようにすれば実現するのか、
そういったところの判断がなかなか難しいようです。

まず最初に知っておいてほしいのが、
ナチュラルメイクと、薄いメイクは同じではない、ということです。

よく、薄いメイクをしている人が、
「私、今日、ナチュラルメイクなの。」とおっしゃることがありますが、
厳密に言えば、それはちょっと違います。

ナチュラルメイクというのは、
自然に見えるメイクのこと。

すっぴんになっても、
そんなに大きく変化しないんだろうなと思わせるメイクです。

実際にはすごく変わってしまうとしても、です。

ですから、どんなに作り込んでいても自然に見えるなら、
それはナチュラルメイク。

かなり手抜きの3分メイクでも不自然に見えるなら、
それはナチュラルメイクではありません。

そういう「本当のナチュラルメイク」というのを噛み砕いていくと、
色味的には、ホワイト、ベージュ、ブラウン、グレー、ブラック、
などのベーシックカラーを駆使している場合が多いです。

この中で、ベージュやブラウンというと、
ナチュラルメイクの定番という感覚があるので
馴染みが深いと思います。

しかし、ブラック。
ブラック=濃くなりそう、というイメージを持っている方が多く、
使うことに躊躇している人も多いですね。

しかし、ブラックを上手に使ってこそ、
きっちりとしたナチュラルメイクを完成させることができます。

具体的に言えば、ブラックのアイシャドウですね。
(パールよりマット)

ナチュラルメイクを極めたいならば、
ぜひ1つ持っておきたいところです。

ナチュラルな目元に見せたいからといって、
薄い色のアイシャドウを使えばいいわけではありません。

ブラックのアイシャドウを上手にぼかして、
もともとの目の大きさが大きいように見せて行くのです。

私自身もブラックのアイシャドウは毎日使います。
アイラインをぼかすのにも便利です。

また、ベージュやブラウンなどの肌に馴染む色でも、
何回か重ね塗りして厚みを持たせることによって、
質感が増すので、きちんと感が出てきます。

薄い色をササッと薄っぺらく塗って、
アイラインだけガーっと引いているのは、
なんだか下品な感じがしたり、
垢抜けない印象になります。

ナチュラルだけどきちんと顔というのは、
薄い色を使うだけではなく、
ブラックなどの濃い色も使いながら、
質感を重視したメイクということになります。

さらに付け加えるならば、
顔の立体造りにも重点を置く事です。
ハイライトやシェーディング、チークなどの、
顔の「面」に大きな影響を与えるものは絶対に省かないということ。

ある程度しっかり目のベースメイクを仕上げると、
顔の凹凸というのは平たんに見えてくるものです。

ですから、ベースメイクによって平になりがちな顔の凹凸を、
ハイライトやシェーディング、チークによって、
もう一度付け直すのです。

薄いベースメイクの上に、
こってりしたポイントメイクをのせたり、
厚めのベースメイクの上に、
うっすらとポイントメイクをのせると、
なんだかバランスがおかしくなります。

ベースメイクとポイントメイクの強弱バランス、
質感バランスを揃えることによって、
垢抜けた仕上がりのメイクとなり、
それが「本当のナチュラルメイク」につながるわけです。

先ほども少し書きましたが、
たとえば、5分という短時間で派手なメイクをすることはできます。

しかし、5分で
上質なナチュラルメイクをすることはなかなか難しいです。

短時間で派手なメイクをしたい場合には、
色味の派手さと、質感の派手さに頼ってしまえば、
簡単に顔の雰囲気は派手になります。

しかし、それが果たして自分自身の顔立ちを美しく見せているのかというと、
それはまた別問題になってきます。

本当の上質なナチュラルメイクというのは、
短時間で簡単に仕上げられるものではありません。

色味の派手さや、質感の派手さに頼らない分、
どのアイテムをどのように使えばいいのかという、
知識とテクニックが必要になってくる部分です。

しかしながら、難しいと言っても不可能なわけではありません。

知識収集と練習を行えば、
必ず誰もが出来ることです。

先ほども申し上げたとおり、
使う色味は、質感はマットに揃え、
ホワイト、ベージュ、ブラウン、グレー、ブラック、
などのベーシックカラーを目元に。

そして、リップの色は、もともと唇の皮膚の色を基準色として、
そこに少しばかりピンクやオレンジを混ぜて、
唇の色味を健康的に見せるという工夫をされると良いでしょう。
さらに、その口元の色味とチークの色味は、
ほぼ同じくらいの色味に揃えておくと顔全体のバランスが整います。

ですので、チークの色味を選ぶときには、
まずはリップの色味を決めてからチョイスしてみてください。

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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