「チークを入れないという選択肢が存在し始めた」
ということです。
学生の指導を行なっていると、
現代の若者の感覚や好みを身近に知ることができるのですが、
ここ最近の大きな変化として、
「チークを何色にするか?」
「チークをどんな形で入れるか?」の前に、
「チークを入れるか?」というところで、
学生たちは考えています。
これまで、チークを入れないという選択肢は、
メイクの基本の中にはあまり無かったことですが、
トレンドの流れとして、
復活してきた目力&色味のあるリップの共存が実現しつつある今、
その分「チークは省く」という選択肢が生まれてきたのです。
面白いですよね。
実に面白いです。
流行の流れって。
チークを省くことによって、
アイメイクとリップメイクをより際立たせることができ、
ポイントメイクの強弱バランスが保たれるようになります。
ですので、ファッションの1つと捉えて、
目元、口元にポイントを置いて、
チークを省くメイクを楽しむのもアリかと思います。
しかし、チークを省くことによるデメリットも、
もちろん存在します。
例えば、
・血色を補うことができなくなる
・面長な顔立ちを修正したりなど、顔立ちに変化をつけにくくなる
などが挙げられるでしょう。
しかも、大人になればなるほど、
頬のハリ感を強調するためだったり、
若々しいイメージをつけたりするためだったり、
チークが担う役割は、大きくなっていきます。
ですので、私の見解としては、
メイクに若返り効果を求める場合には、
チークを全く省いてしまうのはNG。
だけど、
濃いチークを入れてしまうのは、
古く見えてしまう可能性があるので、
濃く入れるのだけは避ける、
というのが上手なバランスの取り方かなと思います。
色味よりもツヤ感を重視したり、
濃い色味のチークも、つけ過ぎに注意するよう意識したり、
「チークを省こう」というよりも
「チークの入れ過ぎには注意しておこう」くらいの気持ちで
良いのではないかと思います。
時代と共に、新たなトレンドがどんどん生まれてくるわけですが、
全てを鵜呑みにする必要はありません。
ただし、そのトレンドと真逆なことをしてしまうと、
やはり客観的に見た時に、
違和感を生んでしまう可能性があるのも事実。
トレンドの変化にはアンテナを張りつつ、
それを自分に落とし込むにはどうしたらいいのか。
このトレンドは自分にとって味方なのか敵なのか。
そんな風に「流され過ぎず、でも意識はしながら」
トレンドに目を向けていくのが良いのではと思います。
でも確かに、ちょっと思い返してみれば、
テレビでも雑誌でも、若い世代のタレントさん、女優さん、
チークを濃く入れている人は少なくなったなぁと思います。
みなさんもぜひ、
そんな視点でメディアを見てみてください。
今日はここまで。
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