やはり最も多いのが、眉毛がうまく描けないという悩み。
このメルマガでも何度かお伝えしているのですが、
ぜひ、今一度お読みくださいね。
なぜうまく描けないのかの原因を探っていくと、
単純に描き方を知らないだけではなく、
意外なところにたくさんの落とし穴があることに気づきます。
その落とし穴とは一体なんでしょう。
ご自分の眉メイクを振り返りながら、お読みください。
■意外な落とし穴1
「ペンシルの芯先が細くなっていない。」
これは、No.1と言ってもいいくらい、本当に多いです。
眉が上手に描けないとおっしゃる方の8割は、
ペンシルの芯先が太くなったまま使っていたりするのです。
鉛筆タイプなら、毎回使う前に削るべきですし、
繰り出し式タイプでも、芯が太いタイプなら、
カッターで芯先を削り、細くした方がベストです。
芯が太いペンシルで描くと、
力を入れて描いているつもりがなくても、
どうしてもベッタリと重たい眉毛に仕上がりがち。
しかも、クレヨンと同じで、
芯先が太ければ、思った通りの場所に、
思った通りの線を引くという、
繊細な作業がしにくくなります。
だから、描いても描いても、理想の形にならない。
どうにかしようとして、さらに描き足していき、
最終的には、濃くてベッタリした眉毛になってしまう。
身に覚えはありませんか?
これは全て、芯先の太さが影響しているのです。
■意外な落とし穴2
「アイブロウパウダーを乗せるブラシの毛が柔らかい。」
これも、気付いていない方が多い部分です。
アイブロウパウダー用のブラシというのは、
だいたいが毛先がナナメにカットされた形をしています。
しかし、その中でも、毛が硬いものと柔らかいものに分かれます。
アイブロウに向いているのは、毛が硬い方です。
メイクブラシというと無条件に「毛が柔らかい方がいい」
と思い込んでいる方も多いのですが、
使う部位によっては、そうではないこともあるのです。
アイブロウパウダーを乗せるブラシの場合は、
しっかり毛にコシがある、硬めのブラシの方がオススメ。
ちなみに、毛先がナナメにカットされいていて、
かつ毛質が柔らかいブラシは、
アイシャドウでアイラインを引く時などに使いましょう。
■意外な落とし穴3
「手鏡だけを見て、描いている。」
例えば、私も、小さな手鏡だけで眉毛を描こうとしたら、
やっぱりかなり描きにくいです。
左右全体を見渡せないので、バランスが取りにくい。
左右がなかなか揃わないと感じている方の多くが、
手鏡だけを見て眉を描いていることが多いのです。
左右をきちんと揃えるためには、
手鏡だけでなく、1メートルほど離れた
大きな鏡も交互に見ながら描くことが大事。
そうすることで、顔全体とのバランス、
左右のバランスが整いやすくなるのです。
■意外な落とし穴4
「眉のあたりにベースメイクが塗られていない」
これも多く見かけます。
例えば、ファンデーションを塗る時に、
無意識のうちに眉近辺を避けて塗っていたりしませんか?
なぜか、眉毛のあたりは塗らなくてもいい・・と、
無意識に思い込んでしまっている方、結構多いです。
しかし、それは逆です。
眉近辺、眉毛が生えている部分にも、
きちんとファンデーションを塗っていきましょう。
眉毛の毛自体にファンデーションがついてしまっても、
気にせずに塗ってください。
また、フェイスパウダーも大事で、
ファンデーションだけ塗っても、
フェイスパウダーを眉近辺に塗らずにいると、
やはり眉メイクがうまく乗りません。
ファンデーションもフェイスパウダーも、
きちんと眉のあたりまで塗るようにしましょう。
眉毛が肌色になってしまったら、
眉毛を描く前に、
アイブロウブラシでとかせば大丈夫です。
■余談ですが、これも落とし穴5
多くはないですが、何度か目撃しているのが、
「アイブロウペンシルだと思ったら、アイライナーだった!」
という、うっかりミス。
ペンシル自体のデザインが似ていたりすると、
ついうっかり間違ってしまうことって、あります。
なんだか濃いような気がする・・・
なんだか色が付きすぎて描きにくい・・・
そう感じていたら、ぜひ今一度商品名のチェックを。
小さな文字で書いてあると分かりにくいものですが、
よくよく見ると「アイライナー」と書かれているかも。
いかがでしょうか。
全て、ちょっとしたことだったり、
ついうっかりミスだったり。
ですが、美しい眉を描くためには、
大事な大事なポイントなのです。
ぜひ、今一度、見直してみてくださいね。
今日はここまで。
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