いつも使っているご自分のマスカラをご持参されていたのですが、
それを使ってまつ毛を仕上げさせて頂いたところ、
「いつもと同じマスカラなのに、どうしてこんなに仕上がりが違うんだろう!?」
と、びっくりされていました。
そして、先日のメイクセミナーでは、
モデルさんに私がマスカラを塗っている様子を見て、
受講生の方から、こんな質問が。
「先生がマスカラを塗っているのを見ていると、60回くらい塗っていましたが、
そんなに重ねて塗ってもいいものなんですか???」と。
60回という回数を数えていたことにびっくりしましたが、
実はこれ、マスカラを美しく塗るコツとして、とても大事なことなのです。
ということで、今日のテーマは前々回に引き続いて、
マスカラの塗り方について、更に掘り下げていきます。
今日、メイクレッスンにいらした方も、
おっしゃっていました。
「いつも自分で塗るときは、
先生が塗ってくださったように、何度も重ねていませんでした。」と。
しかし実は、重ね塗りをして、大量に塗っているわけではないのです。
実際、仕上がったまつ毛は、
重ねまくってボリューム満点!というわけではありません。
ただ、美しく仕上がるのです。
「60回重ねて塗る」というのは、
「60回分のマスカラ液を重ねて塗っている」のではなく、
「1回分のマスカラ液を60回とかしながら、塗っている」ということなのです。
つまり、まつ毛につけているマスカラ液の量は、
特段多くありません。
しかし、まつ毛を溶かし込む作業は、
60回行うのです。
髪の毛と一緒で、きちんとブラッシングを行うことで、
まつ毛を美しく開かせて、スタイリングすることができるのです。
マスカラは、マスカラ液をまつ毛に付けて、
まつ毛をボリュームアップさせるだけが役割ではありません。
まつ毛を美しく扇状に開かせるというスタイリングの役割もあります。
髪の毛に整髪量を付けるのと、同じ感覚なのです。
髪の毛にワックスを付けるときだって、
ただ付けて終わりじゃありませんよね。
手のひらにワックスを取って、
髪の毛につけたら、その一連の流れの中で、
手グシで髪の毛を溶かしたり、もんだりして、スタイリングを行いますよね。
それと同じ。
マスカラをまつ毛に塗るときに意識することは、
最初の1~2回で、まつ毛にマスカラ液を塗布し、
その後は、何度もブラッシングをして、
まつ毛を美しくスタイリングするのです。
その回数が、たまたま60回、
ブラッシングしていたということになります。
ワックスなどの整髪量と違う点というと、
マスカラは乾くと固まってしまうということ。
ですので、素早くブラッシングを行う必要があります。
マスカラ液が乾いてしまう前に。
ぜひ皆さんも、マスカラを塗る際には実践して見てください。
途中で何度も液を付け足す必要は、ありません。
素早く、マスカラ液が乾いてしまう前に、
何度もブラッシングをかけて、
まつげを美しくスタイリングするのです。

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