多くの方が感じたことのあるお悩みの一つに、

シワに溜まってしまうファンデーション、どうしたらよい？

夕方頃になってくると、
法令線や目元のシワにファンデーションが溜まっている…。

どうにか直そうとパウダーファンデーションを叩き込んだり、
油取り紙で一生懸命抑えてみたりしても、
シワに溜まったファンデーションは改善されないばかりか、
どんどんベースメイクの状態が悪化してしまったり。

そんな経験をしたことがありませんか？

実は、シワに溜まってしまった状態を、
「直しやすいベースメイク」と「直しにくいベースメイク」があるんです。

ファンデーションの粒子の大きさが、直しやすいベースメイクのポイント！

粒子の大きいファンデーションで仕上げたベースメイクは、
シワに溜まった状態を直しにくく、
粒子の小さいファンデーションで仕上げたベースメイクは、
シワに溜まった状態を直しやすいのです。

粒子が大きいファンデーションというのは、
一般的にはパウダーファンデーションが挙げられます。

カバー力の大きいパウダーファンデーションほど、
粒子が大きい傾向があります。

朝、メイクを仕上げる時には手軽に綺麗な肌を作れますが、
崩れてくるのが早く、崩れた後には直しにくいという傾向が見られます。

粒子が大きい分、
シワに溜まった後にその部分をお直しするのが困難なのです。

ピースの大きいジグソーパズルに亀裂が入ってしまって、
新しいピースをはめようとしても、
なかなかぴたっとはまらない状態を想像してください。

ピースが大きい分、亀裂も大きいのです。

しかし、粒子が小さいファンデーション。

つまり薄付きタイプのリキッドファンデーション＆フェイスパウダーで仕上げたベースメイクは、
シワに溜まった状態になってしまったとしても、
そこからのお直しが楽なのです。

小さなピースで仕上げたパズルなら、
入る亀裂も繊細で、
そこに新たにピースをあてはめていくのが楽なのです。





まずは指で優しくおさえ、シワをリセットします。

それからティッシュで顔全体を優しくおさえ、
テカリや余分な皮脂を取り除いていきます。

その上からフェイスパウダーで再度抑えていきましょう。

崩れにくいベースメイクのポイントは「朝のひと手間」

シミやソバカスなどがカバーできなくて物足りないと感じるかもしれませんが、
そういったトラブルカバーはコンシーラーにバトンタッチしましょう。




朝のメイクには手間がかかります。

カバー力のあるパウダーファンデーションを使うよりも、
面倒に感じるかもしれません。

しかし、朝にひと手間かけることで、
一日中美しい肌をキープできるなら、そのほうがいいと思いませんか？

オールインワン、コレ一つでOK！というアイテムで手軽に仕上げるのではなく、
きちんとそれぞれの役割を担うアイテムを選りすぐり、
ベストなベースメイクを仕上げていきましょう。

ベースメイクが美しければ、ポイントメイクも美しいままにキープできます。




「とにかく美しい肌に仕上がる」「とにかく崩れず長持ちする」ことにフォーカスした「LASTLY FOUNDATION」。

ファンデーションの役割は何なのか？それは「肌に肌色を補充し、肌を美しく見せること」です。

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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。