メイクレッスンにいらしたお客様の中で、
意外と多いのが、
「下地、ファンデーション、フェイスパウダーの使用量」
が足りていないという点。
少し前にも、ファンデーションの適正量について書きましたが、
とても大事なことなので、ぜひお読みください。
メイクレッスンでは、
いつもお客様ご自身が使われているメイク品を
主に使ってレッスンをしていくのですが、
「私がいつも使っている量と、全然違う!」
と驚かれる方は少なくありません。
下地も、ファンデーションも、フェイスパウダーも、
私が塗って差し上げた量よりも、
いつもご自身で塗っている量の方が少ないというケースです。
ギリギリ顔全体に広がるかな、というくらいの量を、
一生懸命伸ばしている・・・
思い当たる方、いませんでしょうか。
しかし、それが、
・ベースメイクがよれる
・アイメイクがすぐ滲む
・眉毛がすぐ取れてしまう
・チークがムラになる
などといった、
あらゆるメイクの悩みを引き起こしてしまうのです。
つまり、ベースメイクアイテムを
ちゃんと適正量使うようにするだけで、
いろんなメイクのお悩みが同時に解決する可能性が高い
ということなのです。
下地も、ファンデーションも、フェイスパウダーも、
顔の面積に対して、
80%の量を無理やり伸ばして塗るのではなく、
100%の量を塗るのでもなく、
120%の量を塗って、余分な20%を後から取る(拭う・払う)
という感覚でメイクをしてみて下さい。
20%を後から取ってしまうのなら、
それって、もったいないのでは?と思われがちですが、
この20%を取る作業こそが、
下地やファンデーション、フェイスパウダーを、
きちんとお肌に密着させることにつながるのです。
例えば、下地やファンデーション。
顔全体に伸ばした時には、
ちょっと多いかな?と思うくらいの量を塗る。
この時は、やや塗りムラがあったり、塗り筋があっても大丈夫。
それから、スポンジで丁寧にパッティングをして、
余分な量をスポンジに吸収させていく。
この段階で、ムラや筋がなくなり、
と同時に、ファンデーションがきちんとお肌に密着していきます。
フェイスパウダーも、ちょっと多いかなと思うくらい塗り、
余分な粉分が目に見えるくらい塗っていても大丈夫です。
それから、フェイスブラシを使って、
余分な粉分を払っていくのです。
この払うという作業が、
より粉分を肌に密着させ、
崩れにくいベースメイクへと仕上がっていくのです。
もったいない気持ちが勝って、
ギリギリの量で仕上げて、
結果すぐに崩れてしまうより、
適正量を使って仕上げ、
夜まで綺麗なメイクがキープされる方が、
多少、化粧品の消耗が早くなったとしても、
「女性としてのハッピー度」は高まるのでは、と思います。
ぜひ今一度、適正な使用量、見直してみて下さい。
ちなみに、いつも使っているチークブラシが、
毛先がダマダマになって、固まっているという方。
それはベースメイクの時点で、
フェイスパウダーの量が足りていないというサインです。
チェックしてみましょう。
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『 メイクアップ人生 』
発行元 Ai TERANAGANE make up studio
発行責任者 寺長根 愛
http://ai-teranagane.jp
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