今日は読者様から頂いたご質問を取り上げていきます。
頂いたご質問は、コチラ。
* * *
『重ねる』というテクニックについてです。
化粧水や美容液など、肌に入っていくのであろうものは良いとして、
乳液や日焼け止め、下地、ファンデーションなど、
よく『薄い層を作るように重ねていく』と言いますよね。
でも、いくら『薄く』『丁寧に』重ねていっても、
結局前の層を剥がすと言うか、
拭き取っている?混ぜている?ような気がしてならないのです。
どんなに優しく触っても、指やスポンジで擦っていることになるからです。
私の考え過ぎでしょうか?
* * *
それではお答えしていきます。
例えば、アイロジックで行っているベースメイクテクニックの多くは、
コントロールカラー → リキッドファンデーション
→ コンシーラー → フェイスパウダー
というような手順で行うことが多いのですが、
これを行う際、
手の力加減や塗る方向、使う道具によっては、
前に塗ったものをただ剥がしてしまったり、
ムラを作ってしまうことになることもあります。
それは多くの場合、
ムラ無く伸ばすのに必死で、
たくさん触ってしまい、結局は逆にムラを作ってしまったり、
前に塗ったものを剥がしてしまうというケースです。
指塗りであろうと、スポンジ塗りであろうと、
きちんと力を抜いて、そして最小限回数のタッチで仕上げれば、
ちゃんと全てのアイテムが役割を発揮し、
塗れば塗るほど、前に塗ったものの意味が無くなる、
という現象は起こりません。
ポイントは、
「触りすぎない」
「無駄打ちをしない」
ということです。
逆に言えば、
複数のアイテムを重ねても、
前に塗ったものが剥がれているような気がするならば、
それは触りすぎだったり、
力を入れすぎていたりということのサインになるでしょう。
また、下地やコントロールカラーは、
ファンデーションの前に塗る物として作られているアイテムですので、
ある程度、それらを塗った時点で、
きちんと密着するようになっているものも多いです。
(ファンデーションを塗っても、下地がよれないように。)
下地やコントロールカラーを塗らないのと塗るのとでは、
やはり仕上がりの差が違います。
なので、「塗っても意味が無い」などとは思わずに、
ぜひ、きちんと意味がある塗り方を模索しながら、
それらを使いこなしていって頂きたいと思います。
そうすることが、
ベストコンディションのベースメイクへの道なのです。
ポイントは、触り過ぎない、力を入れすぎない、
無駄打ちをしないということです。
アイロジックではスポンジを使用して
ベースメイクを仕上げることが多いのですが、
「力を抜いて」と指導すると、
多くの方が、
まずは、肌にあまり強く当たらないようにと意識をして、
逆にスポンジを持つ手に力が入ってしまいます。
しかし、それだと逆に、肌への当たりが強くなり、
ベストなベースメイクには仕上がりにくいのです。
コツとしては、スポンジを持つ手の力を抜くことです。
ちょっと手を叩かれたら、
すぐにスポンジを落としてしまいそうなくらい、
ゆるゆるの力でスポンジを持つのです。
そうすれば、おのずと肌へのタッチも柔らかくなり、
無駄打ちのないベースメイクテクニックとなります。
建築物の耐震構造みたいなイメージです(笑)
考えすぎでしょうか?とおっしゃっていましたが、
当然そんなことはありません。
その部分に気付くというのは、
とても鋭い視点であり、
そこに気付いたということは、
そこに気をつけて、
よりベストなベースメイクを仕上げることができる
ポテンシャルを持っているということです。
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