このメルマガを書き始めてから5年が経つのですが、
読者様から寄せられるメイクのお悩み相談の中で、
絶えず寄せられるのが「眉の描き方」についてです。
サロンのお客様の声を聞いていてもそうですが、
やはり左右がきちんと揃った、
美しい眉を描くことが出来ないという方は多いです。
そこで今日は、少し視点を変えて、
「眉の描き方NG集」と題してお話していきましょう。
やってはいけない眉メイクの方法を挙げていきますので、
思い当たる方はぜひ改善していきましょう。
・NGテクニック その1
眉頭から眉尻まで、一本線でピーっと引く。
これをすると、
左右のバランスは取りやすいかもしれませんが、
不自然な仕上がりになってしまいます。
そもそも眉毛は一本線で出来上がっているわけではありません。
毛の集合体です。
正しくは、毛の一本一本を描き、
まるで植毛しているかのように仕上げていくことです。
・NGテクニック その2
輪郭を描いてから、中を埋める。
これも不自然な仕上がりになってしまう原因の1つです。
形を美しく仕上げることばかりに意識を取られると、
このようにしてしまいがちですが、
先に輪郭を描いてから中の色を埋めていくと、
仕上がりは輪郭の濃いのっぺり眉になってしまいます。
正しくは、輪郭よりも中が濃くなるように仕上げていくことです。
・NGテクニック その3
眉頭から描き始める。
これも、眉頭が濃い眉毛に仕上げてしまう原因になりがちです。
眉毛の中で眉頭が濃いと、
どうしても眉間に力がこもったような
神経質な顔立ちに見えてしまいます。
眉毛の中で最も濃くなっていて欲しいのは眉山部分です。
正しくは、眉山部分から描き始める、
もしくは眉頭と眉山の間くらいから描き始めるのがお勧めです。
・NGテクニック その4
ペンシルをちゃんと削らないまま描いている。
サロンでメイクレッスンを受けられる方の多くが、
いつも使われているご自分の化粧品をご持参されるのですが、
アイブロウペンシルを見せていただくと、
「この芯先じゃプロでもうまく描くのは難しい・・・」
という状態になっていることが多いです。
先細りした美しい眉尻を描くには、
きちんと芯先を極細に削っておく必要があります。
・NGテクニック その5
皮膚がくぼむくらい力を込めて描いている。
クレヨンで画用紙に、
力強くゴリゴリ色を塗った時と、
サラサラソフトタッチで色を塗った時の
発色の違いを想像してみてください。
力強く色を塗れば、クレヨンに含まれる油分が溜まったような、
ムラのある発色になることが容易に想像できるでしょう。
アイブロウペンシルでも同じような現象が置きます。
正しくは、サラサラとソフトタッチで肌にペンシルを当てることです。
さて、いかがでしょうか。
ご自分のアイブロウメイクに思い当たる点はございましたでしょうか。
画用紙に「なるべく写実的に女性の顔をデッサンしてみてください」と
言われたとします。
そのとき、女性の髪の毛を描くところになったら、
きっと、髪の毛の流れだったり、
どこから髪の毛が生えているかなどを意識しながら、
毛の一本一本を描いていくでしょう。
意識としては、アイブロウメイクも同じです。
キーワードは「写実的に描く」というところになるでしょう。

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