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50代とは思えない人気女優の石田ゆり子さん。ただ若々しいというだけではなく、女性らしく柔らかでフェミニンなイメージがとても素敵ですよね。まさに「麗しい」という言葉がピッタリのように思います。そして、SNSなどでも垣間見える彼女の飾らない内面も、人気の理由の1つなのでしょう。
今日は、そんな石田ゆり子さんのメイクを徹底分析してみたいと思います。50代でも若々しく麗しい石田ゆり子さんのメイクテクニックを取り入れて、真似できるところはどんどん真似してみましょう!
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石田ゆり子さんのベースメイク
石田ゆり子さんのベースメイクは、素肌っぽいツヤ感を損ねない程度のセミマットに仕上げられていることが多いようです。セミマットな質感が持つフンワリ感、柔らかい優しいイメージが石田ゆり子さんにぴったりマッチしています。
完全なるマットではなく、若干のツヤ感を残したセミマットなので、おそらくリキッドファンデーション+フェイスパウダーの組み合わせですが、フェイスパウダーの量を控えめにされているのではないかと思います。
フェイスパウダーを全く使わずにツヤツヤにしてしまうと、ギラギラした強いイメージが出てしまうこともあるので、程よいツヤ感を残すフェイスパウダー使いが絶妙です。
ただし、顔全体はセミマットであっても、頬のあたりのツヤ感はかなり強めに出していることが多いです。石田ゆり子さんのメイクの大きな特徴でもありますが、これはチークのところで後述します。
石田ゆり子さんの眉メイク
お若い頃の写真を見ても、今の写真を見ても、わりと眉毛の形は大きく変えず、自眉を生かした形にされているのが分かります。彼女の眉毛の最大の特徴は、毛流れの向きです。眉毛の毛の向きって、お顔のイメージに大きく影響を与えるんですよね。彼女の場合は、ほぼ全ての毛が「下向き」になっています。この下向きに生えている毛流れの眉毛が、彼女の優しい雰囲気を増長させています。
アクティブで元気なイメージにしたい時は、眉毛の毛流れを上向きに整えたり、優しくおっとりとしたイメージにしたい時は、眉毛の毛流れを下向きに整えたり。眉毛の形だけでなく、毛流れも重要なポイントなのです。
石田ゆり子さんのアイメイク
ほぼ色味は使わず、マットな薄いブラウンやグレー系のベーシックな色味でまとめられていることが多いです。時々ベージュゴールドっぽい肌馴染みの良い色味のラメを使われている時もありますが、パール系を使っている写真はほぼありません。特に近年の石田ゆり子さんは、パール系を使っているのを見ません。
パールという質感は、金属的な冷たさ、硬さを連想させる質感なので、彼女のイメージとはややかけ離れてしまいます。優しい雰囲気でも華やかに見せたい時は、パールではなくラメを使う方がお勧めです。
石田ゆり子さんの目の形は、奥二重に近い二重なので、アイラインも太く引いたりせず、細めではあります。ただ、細くとも、わりと濃くしっかりとしたラインを引いていることが多いようです。おそらくリキッドタイプを使われていることが多いのでは、と思います。
奥二重の方は、アイラインを太く引くと、一重っぽく見えることがあるので、細く引くのがお勧め。細くても濃く引けば、目元はちゃんと引き締まります。
下まぶたは何もしていないように見えますが、おそらく、本当に何もしていないわけではありません。色味のあるアイシャドウやアイラインは引いていないというだけで、下まぶたのくすみカバーのために、ベージュ系のアイシャドウを入れたり、という工夫はされていると思います。
石田ゆり子さんのリップメイク
石田ゆり子さんのリップは、若い頃の画像を見ても、今の画像を見ても、わりと一貫してヌードカラーのリップを使われていることが多いです。やや色味が付いていたとしても、自然な肌馴染みの良い色味のことが多く、派手な色味は使われていません。しかし、色味は控えめですが、ツヤ感はちゃんと出していることが多いです。グロスなどを使ってツヤ感を出すことで、唇のふっくら感を強調しています。これもまた彼女の「透明感」「若々しさ」「女性らしさ」を増長させている要素の一つでしょう。
今はマスクの影響でツヤのあるリップメイクをなかなか楽しめませんが、マスクを外せる時が来たら、ぜひグロスを使ったツヤリップ、取り入れてみてくださいね。
石田ゆり子さんのチーク
おそらくここが石田ゆり子さんメイクの最大のポイントだと思います。彼女は笑った時に、頬がふっくらと盛り上がるタイプのお顔立ちです。その盛り上がる部分に、しっかりと割と強めのツヤが出るチークを使い、頬のふっくら感をかなり強調しています。
全体のベースメイクをセミマットに仕上げた上で、頬だけツヤを強調しているので、ツヤ感のバランスが取れていて、とっても効果的なツヤの使い方をされていると思います。これはアラフィフ世代にとって、真似すべき大事なポイントかと。
パール感の強いチークを選び、笑った時にふっくらする部分に乗せましょう。色味は控えめで。「え、でもこんな頬の中心に塗るのって若作りな感じしないかな…」と不安に思う方もいるかもしれませんが、色味が控えめなら大丈夫。ピンクやオレンジなどの色味が強いチークだと違和感を感じますが、色より質感勝負。ぜひ取り入れてみてくださいね。
石田ゆり子さんメイク・まとめ
石田ゆり子さんのメイクは、基本的にはナチュラルメイクの分類に入りますが、大事なポイントをしっかりと押さえたメイクをされていることが、分析してみると良く分かります。
ベースメイクはセミマットだけど、ハリ感を出したい頬にはしっかりとツヤを出していたり、リップの色味は控えめだけど、ここもツヤを足してふっくら感を強調していたりと、質感のバランスの取り方がとても上手であると感じます。
この質感のバランスというのは、若々しく見えるメイクのとっても重要なポイント。参考にすべきエッセンスがギュッと詰まった石田ゆり子さんのメイクでした。
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AI TERANAGANE(寺長根愛)
札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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