これは、先に答えを申しあげますと、どちらも正解です。
学生に指導をするときも、
「どちらを先に仕上げても良い」と指導しています。
メイクのテキスト的なものも、
テキストによって書かれていることは様々です。
なので、どんな時に眉メイクを先にすべきで、
どんな時にアイメイクを先にすべきかを考えることが大事なのです。
この違いをしっかり認識すれば、
日によって、メイクの手順を変えて工夫することができます。
では、この違いを説明していきましょう。
【 眉メイクを先にした方が良いケース 】
ベースメイクを終えた段階で眉メイクを行うということは、
目も口も頬も、まだメイクされていない状態で、
眉メイクを行うということです。
ということは、
もともとの顔立ちに合わせた眉毛を描きたい時に
適していると言えます。
つまり、顔立ちの雰囲気を変えすぎない
ナチュラルメイクに仕上げたい時には、
ベースメイクの後、
まずは眉メイクを行うのが良いということです。
そうすることで、
アイメイクやリップメイク、チークに惑わされず、
もとの顔立ちに合った眉を描くことができますので、
必然的に、その後に行うアイメイクも、
その眉に合わせてナチュラルに仕上げやすいのです。
【 アイメイクを先にした方が良いケース 】
簡潔に言うと、目元を強調したい時、
アイメイクによって目元の雰囲気を変えたい時は、
アイメイクを先にすることをお勧めします。
アイシャドウを塗る範囲や、
アイラインの長さ、太さなど、
目の形や大きさを、もとの顔立ちより変化させたい場合、
アイメイクを先にした方が、全体のバランスが取りやすくなるのです。
例えば、目の縦幅を広げて見せたい時には、
アイシャドウを塗る縦幅の範囲を広くし、
アイラインの太さを太くしたりします。
そうすると、眉毛の位置を、
もとの高さよりも高くした方が
バランスが合ったりするのです。
目の横幅を長く見せたい時には、
アイシャドウを塗る横幅の範囲を広くし、
アイラインの長さを長くしたりします。
そうすると、眉山の位置、眉尻の位置を、
もとの長さよりも長くした方が
バランスが合ったりするのです。
アイメイクで目の形を変える時は、
先に目の形をメイクアップしてから、
それに合わせた眉メイクをしてみましょう。
そうすると、お顔全体のバランスが整います。
このように、眉メイクを先にするか、アイメイクを先にするかは、
何に重点を置くのかによって、違ってくるのです。
もとの顔立ちを生かしたナチュラルメイクにしたい場合は、
眉メイクが先。
ポイントメイクによって、お顔立ちを変化させたい時は、
(特に目元)アイメイクが先。
日によって、どんな風に仕上げたいのかは変化しますよね。
どちらも正解ですが、
より理想のメイクに近づけるための工夫として、
「今日はどっちから先に仕上げようかな?」を、
ぜひ考えてみてくださいね!

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