昨日のアンケートにご回答くださった皆様、誠にありがとうございます！

「ツヤのある」チークはつまり、「ツヤのある頬にのっている」チーク

＞お風呂上りに頬が蒸気したような、
＞まんがやアニメで赤面した時に「ぽわっ」としたような、
＞肌の内側から発色しているかのような、
＞そんなツヤのあるチークの見せ方を知りたいです。

きっと、ご質問者様が求めているチークは、ツヤのあるチークというよりも、
「ツヤのあるぷりぷりの頬に、ふんわりのっているチーク」
という状態であると思います。

ですので、

＞練り状のクリームチークや、パール多めのものがいいのかと思い、
＞そういうものを使っているのですが「ツヤ」は出ても、
＞「ぽわっ」とした感じにはなかなかならないんですよね。
＞人工的なツヤにしかならないといいますか。

そうなのです。

チーク自体にツヤの出るパール入りのものを使うと、狙った雰囲気とは若干違うものに仕上がってしまうでしょう。

チークにツヤを求めるのではなく、まずは、肌自体にツヤを持たせることが大事です。

ツヤ感のあるふわっとチークのテクニック

そして、チークはパール入りではなく、マットタイプのものを薄く乗せるようにしていくと、ベースメイクのツヤも自然に透けて、ちょうど良いふんわり感に近づいていきます。

色味は、明度の高いものを選びます。

明度の高い色というのは、白っぽい色、つまりパステルカラーです。

ふわっと感を出すには、チークを塗る位置も大切！

＞「ぽわっ」としたチークの塗り方をぜひ教えてください。
＞芸能人でいうと、菅野美穂さんのような感じでしょうか。

塗る位置のアドバイスです。

よく一般的に言われている「笑ったときに高くなる位置」、ありますよね。

皆さんも、にこっと笑ったときに高くなる部分があると思います。

そこに丸くチークを塗ると、若々しく初々しいチークの入れ方になります。

しかし、それだけだとただ単に「かわいい」イメージが強くなりますので、そこから一工夫です。

その高い位置に丸くいれたチークを、もう少しだけ顔の内側に向かって広げるように、横長に入れてみましょう。

顔の内側に、ということは、鼻に近づけるように横長楕円形にする、ということです。

これは、今の旬なチークの入れ方でもあり、ほんわりと柔らかいイメージに仕上げたいときにお勧めの入れ方です。

イメージ優先なので、顔の形を美しく魅せる効果は低いですが、たまにはこのようにして、イメージ優先のメイク法を楽しんでもいいのではないでしょうか。

ぜひ、挑戦してみてくださいね！




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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。