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【フェイスパウダー】ルーセントタイプの本来の性質と色選びのヒント

こちらのコラムでは何度もお話していますが、フェイスパウダーは、ベースメイクの仕上げとしてとても大切なアイテム。

「どんなベースメイクに仕上げたいか」に合わせて、フェイスパウダーもきちんと選ぶ必要があるのです。

今回は、フェイスパウダーの種類でよく見かける「ルーセント」について、解説していきます。

ルーセントを理解することで、いまいちしっくりきていなかったフェイスパウダーのカラー選びのヒントになるかもしれません。


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まずは改めて。フェイスパウダーとは?


まず最初にお伝えしたいのが、フェイスパウダーはベースメイクの最後に使うものであり、最も表面につけるものであるということ。

つまり、ベースメイクの仕上げ、蓋。最表面。

ネイルでいえばトップコート。粘土細工でいえばニス。

そんな大事な大事な存在のアイテムなので、これがどんな質感なのか、そしてどんな色味なのかというのは、とても重要である、というのが大前提です。

そして、もう一つ大切なのが、ファンデーションとフェイスパウダーの色味を「セットで考える」ということ。

ファンデとフェイスパウダーそれぞれを肌に合わせていくのではなく、この2つを組み合わせたらどんな質感や色で仕上がるのか、必ず単品ではなく一緒に考えることが必要です。

ファンデとフェイスパウダーは、夫婦のような、切っても切り離せない関係なのです。

フェイスパウダーの「ルーセント」って?


本題に入りますが、そもそも「ルーセント」とはどういう意味なのか。

調べてみると、「光る、輝く」という意味や「半透明な」や「透き通った」という意味があります。主に、物体が光を放つ性質や、光を通す性質を表す際に使われる、とのこと。

化粧品の場合、だいたい「半透明」「透き通った」という意味合いで使われることが多いでしょう。

ちなみに、似た用語で「ルースパウダー」というのがありますが、この 「Loose(ルース)」とは「緩んだ」「ばらばらの」という意味です。

つまり、プレスされていない、固まっていない、さらさらの状態の粉ですよ、という意味。

質感や色ではなく、形状を表す言葉ですね。

ルーセントフェイスパウダーは「肌の色が変わらない」わけではない!


さて、フェイスパウダーの種類でよく聞くルーセントという言葉。

意味を調べると「透明なのか!」「そうか無着色なのか、じゃあファンデの色味がそのまま生かされるのね!」と思いがちですが、そういうことでもありません。

確かに、ルーセントと謳っているフェイスパウダーの粒子そのものには着色がされておらず、パウダーによって肌色の色味が加わるということはほとんどありません。

しかし、着色されていないとはいえ、粉を肌に乗せているわけですから、「肌の色が変わらない」というわけではないのです。

肌に粉が乗ると、それが無着色の粉であっても光の乱反射が起こります。

光の乱反射が起こると、ほんのり白く見えます。

ただのガラスよりも磨りガラスが白っぽく見えるのと、湿った土より乾いた土の方が白っぽく見えるのと、引き出してすぐのアルミホイルよりも、ぐちゃぐちゃにしたアルミホイルの方が白っぽく見えるのと、同じ原理なんです。

光の乱反射が起こると、表面は白く見えます。

粉が乗っていない肌より、粉が乗っている肌の方が、乱反射が起こるので、必ず白っぽくなるのです。

ルーセントタイプだから、色が付かないんだよねと思って買ったものの、「あれ?なんか白くなった?」と感じるのは、そういうことなんですね。

ファンデーションとフェイスパウダーの相性


しかし、油分が多めのファンデーションを使っていた場合、時間が経つと粉分に油分が染み込んで、光の乱反射が起こらなくなってきます。

これがいわゆる、「馴染む」という現象です。

ただし、馴染むを超えて、肌色が「沈む」と感じる場合もあります。

この違いは、ファンデとパウダーの相性。沈むと感じる原因としては、ファンデの油分が多すぎる、パウダーの量が足りていない、さらにはメイク前のスキンケアの油分過多も考えられます。

いまいちベースメイクの仕上がりが良くない、と感じる人は、それぞれのアイテムを見直す前に、ファンデとフェイスパウダーの組み合わせやバランスを見直してみると、新たな発見があるかもしれません。

「LASLTY」なら?フェイスパウダーの選び方


私がプロデュースしているLASTLYのフェイスパウダーも、ルーセントシルバーとベージュゴールドの2色展開です。

ルーセントシルバーは粉自体の着色が少ないパウダーに、シルバーの微粒子ラメが混在している。

ベージュゴールドは粉自体が肌色に着色されていて、ゴールドの微粒子ラメが混在している。

決してルーセントシルバーは透明だから色が付きませんよ、という勧め方はしません。

色白な方、もしくは明るめのトーンに仕上げたい方には、ルーセントシルバー。

さほど色白ではない方、普通肌もしくは健康的なトーンに仕上げたいときにはベージュゴールド、というようにお勧めしています。

とは言っても、ファンデほど発色の差が強いわけではないので、例えば、秋冬はルーセントシルバーを使い、夏になったらベージュゴールドを使う、というようにチェンジしてみるのも実はアリです。

色々説明してきましたが、大事なのは、ルーセントはその粉自体に対して着色が無い(もしくは少ない)だけで、「肌の色味が変わらない」わけではない、ということです。

光の乱反射によって白っぽく仕上がったり、油分過多によって時間が経ったら色味が沈んだり、ということは往々に起こりうることなんです。

ルーセントは他のフェイスパウダーと比べて、特別な立ち位置というわけではない。

そのことを念頭に置いて、フェイスパウダー選びをしてみてくださいね。



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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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