目次
メイクの仕上げに入れるハイライト。
ハイライトと言えば、白っぽい感じのパウダーを、「お顔の中で高く見せたい部分に入れるもの」というのが基本的な認識かと思います(ベースメイク最中に入れる練り状のものもあります)。
もちろんこれは間違った認識ではなく、ハイライトの基礎知識、です。
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年を重ねると「高く見せたい場所」が増えてくる!
高く見せたい箇所と言えば、
・鼻筋
・額の中心
・顎先
などが基本の箇所です。
しかし、大人になると、「高く見せたい部分」が実は増えるんです。
それは何故かと言うと、加齢のより、これまではフラットだった部分が、痩せ・たるみにより、凹んできてしまうからなんです。
ですので、加齢によってへこみがちな部分を高く見せることも、大人のハイライトの大事な役目。
では、代表的な箇所を見ていきましょう。
昔より凹んでくる「こめかみ」
まずは、こめかみ。
ここは意外と盲点なのですが、よくよく見てみると、昔よりも凹んでいる感じ、しませんか?
こめかみが凹むと、お顔全体が痩せたような、やつれたような印象に繋がりやすく、どうしても老けた感を出してしまいます。
ですので、こめかみの凹みは放っておいてはいけません。
こめかみが痩せてきたら、その凹みを軽減させるために、その部分にハイライトを入れるようにしましょう。
透明感を出すためのCゾーンハイライトとは目的が違います。こめかみの痩せを目立たなくするのです。
ダイレクトに、こめかみの窪みに乗せてOKです。
加齢が目立ちやすい、目の下の「三角形ゾーン」
そして次に、目の下です。
細かく言うと、「目頭~目尻~小鼻の横(ほうれい線の始点)」を結ぶ三角形ゾーンです。
この三角形ゾーンは、目の下のたるみや、頬の痩せが影響し、加齢によるいろんな現象が起こりがちな部分。
ここにきちんとハイライトを入れ、加齢による現象(たるみや落ち窪み)を目立たなくしていきましょう。
年を重ねたら、鼻の側面もシャドウではなくハイライト
さらに、ここも盲点なのですが、鼻の側面、通常ならノーズシャドウを入れる部分です。
鼻を高く見せるために、鼻の側面にブラウン系で影を入れたりする箇所。
しかし、若い頃はそれで良かったとしても、お顔が痩せてきたり、目の周りがくぼんできたりしたら、逆にハイライトが必要な箇所となってきます。
もともと堀が深い欧米人の方などは、そうやって鼻の側面にハイライトを入れ、鼻筋の影を和らげたりしています。
そうすることで、若々しい印象を強くするのです。
本来、お顔というのは、堀が深いよりも、フラットな顔立ちの方が若々しく見えます。
アジア人が幼く見える場合が多いのはそのせいです。
なので、年齢を重ねてから、若々しくみせるメイクをするためには、増えてきた影をハイライトで目立たなくする必要があるのです。
鼻筋、額の中心、顎先など、もともと出ている部分をより出すだけでなく、加齢により凹んできた部分を戻すハイライト。
ぜひ、トライしてみてくださいね。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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