目次
当スタジオではマンツーマンメイクレッスンを随時行っているのですが、そのレッスンを受けられた方が、
「それは目からウロコ・・・」というようなリアクションをされる箇所には傾向があります。
多くの方がそのようなリアクションをされる箇所というのは、つまり、多くの方が知らずに損をしている箇所ということ。
今日は、そんな目からウロコリアクション、ベスト10を、ご紹介していきます。
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第10位「眉毛って、そこから描くんですね!」
眉毛を描き始める位置。
現在のトレンドも加味して考えるなら、眉中(眉頭と眉山の間・黒目の上あたり)から描き始めるのが理想的です。
しかし、眉頭や眉山から描き始める方も多く、このようなリアクションをされる方は多いです。
第9位「そういうスポンジがいいんですね!」
私は、指の圧が直接肌にかからないように、2センチくらいの厚みがあるスポンジをお勧めしています。
パウダーファンデに付属されているような、薄型のスポンジを使われている方は、このようにおっしゃることが多いです。
第8位「ビューラーって、こんなに優しくて良いんだ!」
思い切りまつげの根元をがっちりはさんでいる方は、ビューラー=ちょっと痛くて当然という意識を持っているのかもしれませんが、とんでもありません。
毎日のことですから、まぶたに負担をかけてはいけません。
力を抜いて優しくはさんでいるわけではなく、まぶたのカーブにあったビューラーを選んで、絶対に引っ張らないようにかけているので、されている側は「優しい」と感じるのです。
カールは、しっかり、です。
第7位「ハイライトって、そこにいれるんですね!」
ハイライト=Tゾーン というイメージの方が多いのですが、若々しく見せるために必ず入れて欲しいのが、目の下 なのです。
目頭 目尻 小鼻 を結ぶ三角形ゾーンにハイライトを入れると、「ここに入れるんですね〜」と、おっしゃる方が多いです。
第6位「チークブラシって、そうやって使うんですね。。」
メイクブラシ全般に言えることなのですが、チークブラシは特に、肌に対して寝かせて使うことが大事。
ブラシを立てて、頬にぐりぐり当てている方は、ブラシを寝かせて入れるチークの優しさに驚かれます。
ベースメイクを傷つけずにチークを入れるためにも、ブラシは寝かせて使いましょう。
第5位「眉マスカラって、そうやって塗るんですね!」
眉マスカラを塗る時は、眉尻から眉頭に向かって、毛を逆立てるように塗ります。
毛に色が付いてきたら、最後に毛並みを整えるように、眉頭から眉尻に向かって撫でていきます。
この、最初の「逆立てるように塗る」というテクニックを、知らない方は多いです。
第4位「フェイスパウダーって、そうやって使うんですね!」
フェイスパウダーの多くは、穴がいくつか空いた中蓋が付属されていると思います。
当然、この穴からパウダーを出して、パフにつけて肌に乗せていくのがベーシックですが、
私は、この穴が当ている中蓋そのものを、取り払ってしまいます。
そうして、パウダーの上に直接パフをのせ、そのパフにしっかりとパウダーを付け、
そこから、もうひとつ別のパフに、こすり合わせるようにしてパウダーを移していくのです。
こうして使うと、衛生的にもGOODなのと、適量のフェイスパウダーを使うことができます。
中蓋の穴から出そうとしても、少量しか出てこず、結果、肌に乗せるフェイスパウダーの量も足りず、メイク崩れの原因になっていることも多いのです。
第3位「コンシーラーの順番、間違ってた!」
リキッドファンデーションなら、リキッドファンデーション → コンシーラー
パウダーファンデーションなら、コンシーラー → パウダーファンデーションこの順番を間違ってしまうと、せっかくのコンシーラーそのものの効果を半減させてしまうこともあるのです。
第2位「メイクって、こんなに気持ちいいものなんですね。」
これは、すべてのセクションにおいてですが、お肌をいたわる、お顔を大事にする、という気持ちをもってメイクをすると、やはり受ける感覚も心地よいのです。
もちろん、人にしてもらっている というエッセンスも大きいのですが、
朝、忙しくて、ついつい力んでメイクをしてしまっていませんか?
力んでしまうと、そこに心地よさは無くなってしまいます。
メイクは、お顔にとっては、毎日マッサージをされているのと同じ。
決して、力んでゴシゴシ、グリグリ、しないように。シワやたるみの原因になってしまいます。
第1位「気持ちと時間の余裕って大事ですね。。。」
上記のこと、全てを網羅した言葉が、これです。
本当に多くの方が、おっしゃいます。
メイクを楽しいと思っていた時期を、思い出すのです。
メイクを始めたばかりの、あの頃は、いろんなアイシャドウを塗っては取って、いろいろ試すのが楽しかった。
でも今は、そんな時間もなく、とりあえず朝、バタバタとした時間の中で、惰性でメイクをしている。
このままじゃダメだとわかっているのに、変えられない。
そう、本当に大事なのは、気持ちと時間の余裕なのね。。。と。
それがないと、自分と向き合うことなんて、できっこない。
いかがでしょうか。
ご自分にも当てはまるなぁと感じた部分も、あったかもしれません。
私たちは、これからもずっと、メイクと付き合いながら生きていきます。
惰性で、力んで、ゴシゴシメイク。
そこからちょっと離れて、時間と気持ちの余裕を持ってみませんか?
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コラムの筆者、寺長根愛がプロデュースするオリジナルブランド「Ai TERANAGANE」公式ストア。オリジナルブランド「Ai TERANAGANE」の他、寺長根がセレクトしたおすすめメイクアイテムやスキンケアシリーズを取り揃えています。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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