取りあげていきたいと思います。
頂いたご質問はコチラ♪
＊ ＊ ＊
いつも興味深く、勉強させていただいてます。
解りやすく的確なご指導に、
メイクアップ道に励む活力となっています。
今回ご質問させて頂きたいことは、
最近、赤のアイシャドーが気になりだしました。
季節感やらで使い分けてきましたが、
全ての色を使い果たした感じです。
口紅の赤も使い始めています。
各社、探しましたがピンク依りが多いと感じます。
歌舞伎のメイクや舞妓さんに見るように
真紅の方が良いんでしょうか？
それともエンジ寄り？
デートなどの一般メイクには、
この赤をどのように塗ればよいのか、
ご指導、宜しくお願いします♪
＊ ＊ ＊
それでは、お答え致します。
赤のアイシャドウ、とても素敵です。
それが気になるということは、
何か理由があって、
それを付けるべきタイミングなのだと思うので、
そんな時には、躊躇せずに挑戦して下さい。
さて、赤シャドウがもたらす要素について、
お話していきましょう。
様々なメイクテクニックを大きく２つに分けるとすると、
・顔立ちを美しく見せるためのメイク
・イメージを強調するメイク
この２つに分かれます。
これは、洋服でたとえると、
・足を長く見せる、ウエストを細く見せるなど、
スタイルを良く見せる服
と、
・超フリフリの可愛い系や、
キラキラのゴージャス系など、
とにかくイメージ優先の服
に分かれるのと同じです。
赤シャドウは、
顔立ちを美しく見せるというよりも、
顔のイメージを変化させる要素が強いアイテムです。
それをふまえた上で、
ぜひ赤シャドウを使いこなして頂きたいなと思います。
ピンク寄りの赤だと、
可愛らしいイメージが強く出るでしょう。
ですので、全身のトータルコーディネイトが
キュート系になる時には、
このような赤ピンクシャドウはお勧めです。
まぶたが腫れぼったく見えないように、
アイラインはしっかりと引き、
付けまつ毛を使うなど、
まつ毛メイクも手を抜かないようにしましょう。
エンジのような、ボルドーに近い赤ですと、
大人っぽい、セクシー、
エレガントといったイメージになりやすいです。
全身のトータルコーディネイトが、
やや大人っぽくまとまるようでしたら、
こういったトーンの赤シャドウもお勧めです。
本当の深紅、真っ赤なアイシャドウは、
和的な要素がやはり見え隠れします。
それを利用して、個性的な、ユニークな、
またはポップな雰囲気に見せるのもアリでしょう。
しかし、そのためには、
ヘアスタイルやファッションも、
全てそういう方向性にしなければなりません。
じゃなければ、メイクだけがなんだか和っぽいという、
中途半端な仕上がりになってしまいます。
赤シャドウという、
イメージ的な要素が強いアイテムを上手にこなすには、
全身のトータルコーディネイトの方向性を、
きちんと一致させるということが、とても大事です。
そうしなければ、
ただの垢抜けないアンバランスになってしまいます。
そして、もうひとつ気をつけることは、
目が充血している時には避けた方がよいということです。
目が充血している時に赤系のシャドウを使うと、
少し離れたところから見た時に、
白目が更に淀んだ状態に見えてしまうことがあるのです。
皆さんからのご質問やメイクのお悩みをお待ちしています。
初歩的すぎて今更きけない・・・というような疑問であっても、
もしかしたら多くの方が同じように思っているかもしれません。
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