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COLUMN

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お肌の赤みには「グリーン」?メイクでカバーする方法、教えます!

最終更新日:2022.2.22
今日は「グリーンのコントロールカラー」について、
お話をしていきましょう。


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コントロールカラーとは?


コントロールカラーというのは、
ファンデーションを塗る前に使う下地なのですが、
無色透明の下地ではなく、
今回取り上げるグリーンの他に、パープル、イエロー、ピンクなど、
それぞれの目的別に色がつけられた下地のことを指します。

一般的に、

グリーンは赤味を消す色
パープルは黄ぐすみを消す色、
イエローは紫ぐすみを消す色、
ピンクは血色補充の色、

というような役割分担がされています。

この中で比較的扱いが難しくないのが、
イエローとピンクです。

それはこの2色がもともとの肌と近しい色であり、
尚且つ暖色系であることから、
時間が経っても変に白浮きすることが少ないからです。

しかしながら、グリーンとパープルについては、
もともとの肌の色と遠い色であり、
尚且つ寒色系であることから、
塗りすぎると白浮きしたり、
時間が経った時に色がおかしくなってしまうこともあり、
比較的扱いが難しい色ではあります。

今日はその中でも赤味をカバーする
グリーンのコントロールカラーについて、
取り上げてみたいと思います。

グリーンのコントロールカラーのメリットとデメリット。


と言いますのは、
さほど赤味が気にならない方でも、
なぜかグリーンのコントロールカラーを多用している方が多いからです。

どうもその理由の一つとして、
グリーンを塗った瞬間の、あの「赤味が消えて白くなった!」感が、
癖になっていることが挙げられるようです。

グリーンという色には、
確かに赤味を消す力があります。

一瞬にして赤味がすっと消えた感覚があるので、
それがやみつきになってしまっている人も多いようです。

しかしながら、必要以上の量を塗ると、
かえって顔色が悪く見えてしまったり、
時間が経った時に白浮きしてきてしまったりということが、
起こりえるというのも否定できません。

赤と緑の補色関係。


赤味に対してなぜグリーンが効果的なのか、
それは赤と緑が補色の関係という間柄にある2色だからです。

補色の関係というのは、
お互いの色味を消しあう関係にある2色を指します。

赤と緑以外に、黄色と紫、オレンジと青、などが挙げられます。

しかしこの補色の関係、ちょっとした盲点があります。
それはなぜかというと、確かにお互いの色味は消しあうのですが、
消しあった後に何色になるかというと、グレーです。

これは、絵の具などで試して見ると分かります。

皆さんもこんな経験をお持ちの方がいると思います。

【まぶたにブルーのアイシャドウを塗ったら、グレーっぽく見えた。】

塗るアイシャドウの分量などにも関係してきますが、
まぶたの黄ぐすみと青のアイシャドウが補色の関係であるので、
お互いの色味を消しあって、グレーのように見えてしまったケースです。

または、

【青っぽくなったクマに黄色味の強いコンシーラーを乗せたら、クマの部分がグレーっぽくなってしまった。】

これも、同じように補色の関係が悪い方向に働いてしまった結果です。

このようにして、補色の関係というのは、
メイクにおいて大事な効果ではあるのですが、
時にそれが失敗のケースを生むこともあるわけです。

これで赤味攻略!グリーンのコントロールカラーを使う場合のポイント。


さて、話は戻りますが、グリーンのコントロールカラー。

もし使う場合は、必要最低限の量に抑えるように意識しましょう。
そして、赤味が強い部分にだけ塗るように気をつけることも大事です。

よくある失敗例としては、
頬の赤味が気になる部分に塗ろうと思ったのに、
指で伸ばしているうちに、赤味の無い部分まで広げてしまい、
結局また赤味が強い部分に量を足して・・・という繰り返しをしてしまうことです。

そうすると、赤味の無い部分はただ単に肌が緑色になるだけで、
血色の悪い肌色になってしまいます。

使う場合は、必要な箇所だけに、必要な量だけ、です。

また、本当に自分がグリーンのコントロールカラーを必要とする肌なのかを、
客観的に考えることも大事です。

少しの赤味ならば、イエローのコントロールカラーとファンデーションで十分です。
そのほうが、時間が経った時に白浮きする心配はありません。

考えてみれば、緑と赤を足すとグレーになりますが、
黄色と赤を足すとオレンジになり、そのほうが肌の色に近いわけです。

ですので、
今まさにグリーンのコントロールカラーを使っているという方は、
ぜひ一度イエローのコントロールカラーも試してみるといいかもしれません。

それでやっぱり赤味が気になるという場合は、
赤味が気になるところのみコントロールカラーを最低限の量だけ使用し、
それ以外の部分にはイエローを使用するというように
使い分けされると良いでしょう。

ちなみにアイロジックではほぼグリーンのコントロールカラーは使わず、
だいたいの方にイエローのコントロールカラーを使用しています。

それに加えてファンデーションを塗れば、
カバーできない赤味はほぼありません。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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