文房具の鉛筆サック

今の時代、あまり使われることが少なくなっている鉛筆サック。きっと１０代、２０代だと知らない人の方が多いかもしれませんね。短くなった鉛筆も、長さが補充されるので、持ちやすくなります。これを私は、鉛筆タイプのアイライナーやアイブロウが短くなって持ちにくくなった時に使っていました。（最近は繰り出し式を使うことが多いのですが）シャープナーで削る鉛筆タイプのペンシルを使われている方は、ぜひ試してみてくださいね。逆からはめれば、キャップ代わりにもなるので、ポーチに入れる時も便利です。

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からしスプーン

これは、口紅をすくったりする時のヘラ（スパチュラ）として使っています。メイクやエステ用のスパチュラを使おうとすると、意外と大きめなものが多くて、持ち歩きに不便だったりすることがあるのです。なので、からしスプーン。大きさがちょうど良くておすすめです。

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綿棒ケースの蓋

よく一般的に売られている綿棒ケースの蓋。丸い容器に200本入りとかで売られている綿棒です。あのケースの蓋が、実は程よく使いやすいんです。あの蓋を、ファンデーションを出すパレットのような感じで使うことができます。手の平に出してもいいのですが、後から手の平を拭く手間が省けますし、拭き残しがあったりすると、ファンデーションが洋服に付いてしまったりするんですよね。綿棒ケースの蓋にファンデーションを出して、そこからスポンジに取って塗る、というようにすると、後から手を拭く手間が省けるので、意外と便利です。普通の小皿でも代用できますが、あの軽いプラスチックの感じが手軽でいいんですよね。

ソフトコンタクトレンズケース

これは、うちのスタッフが実践していて「なるほど！」と思ったアイテムです。ソフトコンタクトレンズを使っている方しか持っていないとは思いますが、リキッドファンデーションやスキンケアアイテムなど、出張や旅行で数日分だけ小分けに持っていきたい時に、ソフトコンタクトレンズケースに入れて持ち歩くととっても便利です。コンタクトを使っていない方でも、このケースだけ買って持っていてもいいのでは、と思います。

鏡拭きにエタノール

皆さんは鏡を拭く時に何を使っていますか？ガラスクリーナーでしょうか。私はもうずっと前から（コロナ前から）エタノールを常備していて、メイク道具の消毒に使っていたのはもちろん、鏡やガラスを拭く時にエタノールを使うのが最もピカピカになると実感していて、そのようにしているんです。大きめの鏡も手鏡も全てエタノールを吹きかけて、乾いた布巾で乾拭きします。油膜が張るような感覚が一切なく、拭きムラも残らないので、気持ちいいですよ。

エタノールが無い場合は、水拭き＆乾拭きで仕上げます。どちらにしても、ガラスクリーナー等の専用洗剤は使わない方が、私は好きです。鏡もメイクを美しく仕上げるためには必要なアイテムなので、メイク用品として挙げさせて頂きました。


いかがでしょうか。メイクをより画期的に楽しむために必要なのは、化粧品だけではありません。調理グッズや文房具の中から、メイクに使えそうなアイテムを探してみると、意外と使えるものがたくさんあるのです。

なぜなら、化粧品は粉・水・油で成り立っているものがほとんどだからです。料理も粉・水・油を使うことが多いですし、画材系も同じですよね。だからこそ、それらを扱う道具には共通点が出てくるのです。

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AI TERANAGANE（寺長根愛）

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン＆スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム＆メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。